前回までのあらすじ サーシャが描かれた人物画を前に
一人高らかと笑うパンドラ。そんないよいよ
本格的なカウンセリングとお薬による処方が必要になってきた副司令官を尻目に、仲間同士の絆を深めて
勝手に盛り上がったラダマンティスとその配下たち。彼の直属の部下である天捷星バジリスクのシルフィードは、敬愛するラダマンティスの命により聖域(サンクチュアリ)へと向う。
一方その頃、
同じ黄金聖闘士であるにもかかわらず、双子座(ジェミニ)のデフテロスから聖域(サンクチュアリ)に
パシられた任務という名の
お使いを頼まれた童虎は、
一度も敵に侵されたことがないと謳われる教皇の間において、童虎と同じく、
同格であるはずの天哭星ハーピーのバレンタインに聖域(サンクチュアリ)へ
パシられたお使いを頼まれた天牢星ミノタウロスのゴードン と天魔星アルラウネのクィーン に遭遇する。
~~~~あらすじ終わり~~~~~~~~~~~~~~~
勿論両陣営ともに狙うのはアテナの聖衣ですが…
ハブられていたのは童虎だけだったようです。 しかも、存在を疑っている&全く見当もついていなかったところを見ると、本当にアテネの聖衣の存在を知らなかったようです。デフテロスからも瓶に入ったアテナの血を「アテナ像の前に奉げろ」というだけで、後は、「この先は教皇しか知らん」、「聖戦を左右する」と
酷く抽象的&お茶を濁したかのような説明でしたが、そんな具体的な説明もないままに、ここまで一人で十二宮を駆け上がってきた童虎もある意味大した漢です。
神話の時代からの宿敵である冥王軍が、アテナの聖衣の存在を知っているのならば、自軍で秘匿にする必要性は皆無だと思うのですが、「そこからアテナの聖衣の所在地が割れてしまう可能性があるためである」と好意的に解釈してみる。しかし、神話の時代から続いているのに教皇以外の聖域(サンクチュアリ)の人がアテナの聖衣のことを知らないというのは変な話だなぁ。文献とかで残っているならば、デジェルとか知っていそうですけどね。

因みに、アテネの聖衣がなんたるかは、作中で天魔星アルラウネのクィーンが、
敵である童虎に要らぬ説明をペラペラとくっちゃべっているのでそちらを参照。
読者的にはありがたい説明ですが、自分たちの任務が何であるのかまで説明するのはどうかというものです。自分が対峙したのならば間違いなく
「こいつらアホだ…」と思っていることでしょう。
<余裕>は<油断>に繋がるんだぜぃ。

そんな読者への説明サービスは終わり、いよいよ戦闘開始。先鋒として天牢星ミノタウロスのゴードンが出張ってきます。ところで、彼の必殺技<グランドアクスクラッシャー>は、放つときに右腕の筋肉が膨張するようですが(そして何故か冥衣も膨張)、これを体得するために
右腕だけを鍛えていたという事でしょうか?
時代が時代ならば、思春期の男の子にネタにされて虐められそうです。何を言っているのか解らないお人はそのままでいいと思います。
正直、<ミノタウロスの斧>というよりも、ミノタウロスの怪力が凄いのであって、彼が使っていた斧は名も無き物なんですよね。そんな無名の斧で天秤座(ライブラ)の聖衣に携えられている十二の武器との勝負をご所望とはね…。
いいですか。あの十二の武器は、それぞれが<星をも砕く>といわれる程のものなのです。そんじゃそこらの武器とはわけが違うのですよ!幾ら鍛えていても生身の身体で受け止められるような代物じゃないとですよ!!!
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…彼は別格。銀河の星々を砕く力を持つ漢ですから…。
とにかく!<星をも砕く>強力な武器なんです!!
十分に荒らされた聖域(サンクチュアリ)を守るため、ついに天秤座(ライブラ)の武器を抜いた童虎。両手に剣を構えた姿がカッコよすぎです。
既に二度も<グランドアクスクラッシャー>を見ているのだから勝機は十分。何故なら聖闘士に同じ技は二度通じないからだ!!
…それにしても武器を使った闘法って童虎は習得しているのかな?
・オマケ

…ひょっとしてこのとき既にゴードンの右腕は切断されているんじゃないか?
ついに輝火の詳細が明らかになってきましたね。
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童虎や聖闘士が天秤座の武器に小宇宙も纏わせ?ながら使用して初めて星をも砕く力が得られる
と解釈してます。
最初ッから全力で戦っていれば絶対に勝っていた何処ぞの三巨頭に双子神や夢神とおなじてつは踏んで欲しくないですね。
シオンを止めた時も分かりそうなものなのに・・・。
253年の間に脳だけ老化が進んでいたとか?
若返ってもそこだけボケたままだったとか?
色々考えてしまいます。
まあ、アンドロメダの鎖とかいろいろあるから基本当人が使用する分には武器OKなのかな。
でも、最後の手段的に使われていたことを考えるとあっさり抜きすぎな気が・・・。
>デフテロスに受け止められたのは天秤座の聖衣が自発的に動いたからでその時はただの武器の形した黄金聖衣が体当たりしに行った程度の威力しかなかったのでは?
童虎や聖闘士が天秤座の武器に小宇宙も纏わせ?ながら使用して初めて星をも砕く力が得られる
このことに関しては全く同じ解釈です。
>通りすがりさん
>ゴードンとクイーンの圧倒的な余裕はなんなんでしょうね
冥王軍の十八番であり、神話の時代から続いている聖戦の敗因の筆頭です。
>最初ッから全力で戦っていれば絶対に勝っていた何処ぞの三巨頭に双子神や夢神とおなじてつは踏んで欲しくないですね
残念ながら「そして歴史は繰り返す」です…。
>ALMIAさん
>今回の聖戦で童虎がアテナの聖衣の秘密を知ったのなら、次回の時、なんでそれを言わなかったのかと言うことです
<作品の演出>というのもあるかと思いますが、元々矛盾が多いシリーズなので、深く考えたら負けかなと思っています。
>狼林さん
>基本当人が使用する分には武器OKなのかな
一応、「ライブラの武器はアテナかその聖衣の装着者の意思で使用できる」という設定ですが、ここら辺は次週のあらすじと感想の中で述べたいと思います。