
何故か一度訪れたパルテノン神殿に案内されたハム。しかし、それでもしっかりリアクションをとる彼女に一抹の優しさというかノリのよさを感じた。「世界遺産は何度見てもいいものだぞ」とナギが述べていますが、ハムにとっては、貴重な時間をあまり潰したくはないようです。
それは、海外になかなかいけないであろう
年収300万の西沢家の長女であるハムにとっては、短い滞在時間で色々と見て周りたいと感じるのは道理であり、必然だからなのです。
しかし、ナギと同じく上流階級出身である泉達にとっては、海外などいつでも来れる所なので、普段の休日の過ごし方と同じように夜更かししようが、それによって昼間に惰眠を貪って時間を潰すことになっても、海外だろうが国内だろうが変わらないライフスタイルを貫き通しています。
年収300万の西沢家の長女であるハムにとっては、そこまで余裕綽々という事は出来ません。悲しいかな、こんなところでも
資産の差がライフスタイルの決定的な差であることが明らかになってしまいました。
そして、恐らくこんな事を書かなければ皆気がつかなかった&気にも留めなかったはずなのに文章に書き下ろしてしまった我には、「自重」という戒めの言葉を心に刻み込みたいところですが、恐らく全く効力を発揮しないと思うので「自重」はしません。
ハヤテが捨てられた子犬のような表情をしている横でナギとハムが会話を続けていますが、マリアさんの他に、もう一人この場にいるということを忘れてはいけません。
何故か反省のポーズをとっているヒナです。 昔のCMでお猿さんがこんなポーズを取っていたのを覚えています。
真っ平に続くもう一つのディスアドバンテージである高所恐怖症絶賛発動中のヒナ。一部で
真っ平はステータス&希少価値であると熱く述べられていますが、現実を見る限りはおっきいほうがステータス&希少価値であるように思えてなりません。いや、むしろ真っ平な人たちが我の周りに多い事がすでに希少なのか!?
…そんな話は置いておいて。
これはヒナにとってはある意味罰ゲーム。世界遺産だろうがなんだろうが、いかにして今の状況を耐え忍ぶか思考をフルスロットにしている状態なのかもしれません。もしくは、悟りを開かんとする修行僧のように心を無にしているのかもしれません。大げさな事を述べていますが、簡単に言えば、
考えない&みないようにしているだけということです。

移動手段のことだけ考えていたので、ヒナの高所恐怖症はきれいさっぱりナギの中で忘れ去られていました。ナギたちにとっては、楽しい楽しい空中遊覧をかねての朝食ですが、ヒナにとっては、恐怖と絶望の空中遊覧。次の予定地であるデルフィ遺跡へと彼女の声にならない悲鳴とともに空へと旅立っていきました。旅客機とヘリでは安定さ&飛行高度が違うのでヒナは絶えられなかったんだな…。
それぞれ思い思いの時を過ごしている中、ミコノスへと到着した咲夜の姿がそこにありましたが…
探そうと思っても見つかるわけがない。 咲夜も損な役割です。
・今週のヒナギクさん

顔を赤くしながら歯磨きをする仕草が可愛すぎる…。
歯を磨いているときの擬音が効果的に働いているんだな。
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