
百年という歳月は、人にとっては一生であれど、寿命の長い妖怪にとってはさして長い時ではないのだろう。だが、その妖怪にとって短い百年で羽衣狐が千年かけて集めた百鬼夜行をぬらりひょんは集めたと…。
人の時間で単純計算したら、いかにぬらりひょんが物凄い速さで勢力を拡大しているかということがわかりますな~。
しかも、今まさに羽衣狐という大妖怪を打倒そうとしているのだからねぇ。

そんな羽衣狐と因縁が続いている花開院家。何でも八代前の当主から羽衣狐の存在を認知しているそーな。「存在知っているのならさっさと滅しろよ」とか突っ込まれそうですが、残念ながら羽衣狐の「転生」というスキルによって阻まれているようです。しかし、花開院家も何代にも渡って羽衣狐とやりあっているのだから本体を封じる術はもっていてもいいような気がします。
例えるならば、人柱たてて体内に封印して人柱力出来上がりみたいな同誌で連載している忍者絵巻の術みたいなものとかです。 牛歩戦法でのらりくらりとですが、着実に羽衣狐がいる大阪城に歩みを進める花開院家兄弟。大阪城では百鬼夜行大戦が繰り広げられ、大将同士の一騎打ちも繰り広げられていますが…
ぬらりひょんがあっちの世界に逝きかけていました。 羽衣狐の尻尾でべちべちと叩かれすぎておかしくなったのか、あろうことか未来の世界を垣間見ています。そこには、
珱姫と夫婦になり孕ませて産ませた子どもの姿、後の代になる孫のリクオの姿、
歳を食ってよぼよぼになった自身の姿も垣間見ています。もしこれが自分の事なら最後だけは見たくありませんよね。
因みに珱姫だけが2絵あるのはものの見事にぬらりひょんが溺れている証拠であるとみなしました。

そんなものの見事に珱姫に溺れているぬらりひょんですが、女の前での「いい恰好しいや~」では本気で不味いと気がつき、本来の力を発揮します。恐らく、本来の妖としての自分を出せば珱姫が畏れ離れていくと考えていたのでしょうが、そんな悠長な事をいって入られない相手だということに
今更ながら実感したようです。対峙しているのは大妖怪・羽衣狐なのにね。
真・明鏡止水が羽衣狐に通じてしまうのは何でなんだぜ? パクってきた退魔刀で羽衣狐を切裂くぬらりひょん。しかし、羽衣狐にぬらりひょんの畏れが通じてしまったとはね…。本体を倒さなければ羽衣狐は滅びないとのことですがどうなることでやんしょ。
そういえば、存在が感知されない能力って人でも持っている方がおられますよね~
例えば窓際族の部長とかです。
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