久々にマリアさんの美点を見た。 ハヤテが困ったときにこうやって救いの手を差し出すマリアさんですが、
相手の顔を立てながらフォローを入れるのはとても難しいとです。 ハヤテの「ヒナギクさんへの感謝というか…男気みたいなもので」と言った後1コマ間をあけて、マリアさんが上の絵のように発言するわけですが、この一コマ間を挿入することによって、そこからマリアさんの様々な心情を読み取ることが出来、マリアさんがハヤテの決断を尊重していることが強調されていることが読み取れます。
挿入された1コマには何もセリフはありませんが、非常に奥深いですし、マリアさんの＜頼りになる年上のお姉さん＞というイメージも強調されています。畑先生のここらへんの流れは素直に素晴らしいと思いました。
ここについては私は多く語ることはしません。何故ならば、私の言葉によってそれぞれ読んだ人のイメージを損なう可能性があるからです。是非、一人一人が読んでそのまま読み取ったことを大切にしていただきたいところであると思います。
むしろ、「ハムは、最初からクライマックスだぜ！」的な雰囲気を感じられずにはいられない。 握りこぶしをして熱く叫んでいるハムですが、日本語がわからない地元の人にとっては、
＜一人で叫んでいる危ない外国人＞として目に映り、日本語がわかる人からは、
＜一人で叫んでいる危ない人＞と認識されえない。どちらも共通しているのは、
「普通」を通り越して「危ない人」にクラスチェンジしたということだ。
シスターがここにいるということよりも、興味を引かれたのは、彼女が言っていた、「姫神は王玉を奪おうとしてクビになった（噂）」という件。「姫神が何故ナギの前からいなくなったか」という事に関しては、語られていなかったのでちょとした驚きと共に
「後付設定っぽいかな？」と感じたり。だって、姫神が王玉を狙う理由がわからないし、何のメリットがあるのかもわからない。大した見返りがないのに、わざわざ多大なリスクを負うような行為を人はしない。あるとすれば、そこに確固たる理由があるときだけ。その理由は、後に語られることと為るはずなので、その辺の評価はここで留めておく。
それと、姫神が王玉を奪うのを失敗したのか、それとも王玉を所持しているかどうかも判断できない。何故なら、「それを奪おうとして～」という行為の件しか語られていないんだもの。所持しているのかor所持していないのかという結果or結論まで断定できるわけないさね。簡単に言えば、＜奪おうとしたが、失敗してクビになった＞パターンと＜奪う事に成功してクビになった＞というパターンがあるし、後者ならそのまま逃亡してクビになったということですよね～ということ。判断材料が少なすぎるので、この辺についても留意処置。推測の域を出ない。
こっから個人的な憶測になのですが、実は結構な人数が王玉を狙っているのではないでしょうか。姫神の話もそうですが、情報がリークされたり、噂が流れるには、ある程度規模を持った業界というか、界隈があるはずです。さらに、「～になったそうですよ」とシスターが述べていますが、実はこの発言って情報の信憑性が低いですよね。更には情報が流れるのであれば、情報の出所というところが必ずありますし、情報は出所から離れれば離れるほどあいまいになっていくものです。＜伝言ゲーム＞の経験があればこの辺はお分かりいただけると思います。てなわけで、そのような情報が流れるほどの規模を持った界隈が存在するのではという匂いを嗅ぎ取りました。
一番気になったのが、「あの金髪女」という件か。話の流れ上、アテネであることであるのは間違いないと思うのですが、「あの」とかいう指示語をつけている辺りをみると、シスターはアテネと面識があるようですね。「アテネが＜王族の力＞を求めている」と断定するような物言いも納得できます。
と、ざらざら書き記しましたが、結局のところシスター・ソニアがチラリズムをしている画像とは全く関係ありませんでしたとさ。
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特に雪路、氷室といったお金大好きキャラが王玉の価値を知ったら間違いなく狙いそうですし。
雪路が知ったらへたてにでたりしてほしがりそうですし、
氷室は初登場の時に実の主の大河を金ヅルと言い、
それゆえに狙う理由がないと思いますが、
ハヤテのタイを一瞬で奪った（窃盗した）男でもあるので、
遺産とは別に王玉を狙いそうな気がします。
初登場の時からハヤテを倒したら遺産をゲットできる事も知っていたので、
遺産相続条件の変更についてと王玉の噂についても
いつの間にか知っていても不思議ではない気がします。
まあ、そう考えると、ここにきてようやく遺産相続の条件という設定が生きてきた感がありますね。