
このたびのお話は、珍しくほのぼのとしたものです。といっても、多少のいざこざはあるわけですが、相手を滅するほどのものではないので、「ほのぼのである」と勝手に感じたにすぎません。
妖怪らしく、丑三つ時に夜を徘徊するリクオ。この時間が最も夜が深く(午前2時~半頃)、妖怪が多いとされますが、
正直、現代の都市部では夜なんてあってない様なものですよね。コンビニの深夜バイト時代、この時間帯は最も学生が多かったのを覚えています。こんなに人が多かったら、妖怪は出てこれないわ、
おちおち聖杯戦争は出来ないわで大変ですよね。科学の発展で人はもう夜の闇に「畏れ」を抱かなくなってしまったのだ!

置行堀に祢々切丸を取られたと聞いて大激怒…
というか大吐血する鴆。たった一振りの刀をめぐって抗争が起こるほどだったということは、相当な代物として知られていたんだろうなぁ。まあ、祢々切丸は陰陽師の刀ということなので当然といえば当然なのか。しかし、そんな祢々切丸もリクオを始め若い世代の妖怪にとっては<値打ちのありそうな刀>ぐらいにしか思っていないのでしょうし、話しに聞くだけでそれが本当はどれほどのものなのかは知らないのかもしれません。
だが、取り返す。 祢々切丸が、「畏」の代紋が入った羽織より価値が低いものとしていられたとさ…。

そんな、祢々切丸をめぐるエピソードが過去にさかのぼって語られようとしています。おっと!読んでみたかったぬらりひょんのじじぃの若かりし頃の話か!!陰陽師の本家に行ったことがあるということだったので、当然、京都に赴いたことがあるというのは推測できていましたが、もしかしてこのとき羽衣狐との抗争もあったのかな?
当時のギラギラしていたぬらりひょんのお話が来週から始まりそうです。
ちなみにこれが、若かりし頃の姿が見る影もなくなってしまったぬらりひょんです。 隠神刑部狸の時も感じましたが、時の流れって残酷だよね…。気迫は残っているけどさ。
ここは、泪を浮かべたつららで自身を慰めるしかない!!
スポンサーサイト