
本日発売となった『ぬらりひょんの孫』その3巻です。
表紙が雪女です!つららです!!
口元に薄い口紅が塗ってあるように見えて妙に艶っぽいです!
でも色があれなのでまるで
病人のように見えなくもないです!!
捩眼山での牛鬼との戦いも最終局面。今までリクオを狙っていたのは、彼を魔道に堕とし、妖怪として覚醒させることになった。かつて自分がそうであったように。それも牛鬼が組を愛し、自分のホームであると位置づけているからこその行動だったのだろう。だが、リクオを人と妖怪の狭間で生きることを選択肢し、結果としてそのことを認めることに。いい人物(?)ではないか。牛鬼とは。もっとも、彼を納得させたのはリクオの器量であるということはいうまでもなし。ここからリクオは奴良組を継ぐことを決意した。
そして、物語は四国八十八鬼夜行との抗争へ…。
そして、読者は…
カナちゃんのこの一言でノックアウトの道へ…!! 妖怪バージョンのリクオに抱かれながらのこの一言は十分に破壊力あり。もうちょっとリクオが年齢を重ねて色々と経験を重ねていたら18禁クラスの出来事になっていたこと間違い無しですが、少年誌という枠組み上、そんな事態には陥ることはありません。
残念です。
完全に妖怪バージョンのリクオに惚れてしまったカナ。状況判断能力が正常ならば同一人物であるという結論に達しそうですが、恋は盲目というか、
お約束的に気がついていません。 そして二人が接近することを面白く思っていない人物がひとり…
我らが雪女その人です。 ここらへんから段々と嫉妬をむき出しにするようになりますが、見ていて面白いので可です。自分が当事者になるのはごめんこうむりますが、見て楽しむ側なので可なのです。
カナと雪女の肝が冷えるやり取り(主にリクオが)は次巻当たりからとなりますが、そんらへんの布石を見るものまた一興。そんな『ぬらりひょんの孫』その3巻です。

巻末にはオマケ漫画もあり。一人だけジャージを着てマフラー有りという
不思議ないでたちをしている雪女でした。
・個別レビュー
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