
ヤンジャンで只今月一で連載を開始した『ローゼンメイデン』。連載が再開したとき、でかでかと表紙を飾ったので、初見でヤンジャンだとは気がつかなかったのは内緒です。
物語は、もう一つの可能性だった「まかない」を選択したジュンの未来の世界へ。あまり成長しないまま大人になったジュンですが、あのときの二者択一の選択肢のどれかを選んだだけでこうも未来が変わるとはねぇ。
それを考えると、あの選択肢は彼の人生を二つに分ける重要なターニングポイントだったんですね。私を含め、人は何処かで重要な選択を迫られる時があるらしいのですが、ジュンにとってまさにそのときだったのでしょう。くわばらくわばら。
しかも真紅の口から「分岐の可能性の失った世界」とか、20代(?)のうちからそんなことを突きつけられたら絶望をしますよ。そういった心の隙があるから雪華綺晶に付け込まれることになってしまったんだな。
ただ、『「今」の世界は変えることは出来ない』と述べているので、過去の選択は変えられないけど、これから先ちょっとずつでも変えていけるのではないかという淡い期待を持って大人なジュンを見守っていきましょう。
じゃなきゃあまりにも救われない。不憫でございます。
さて、そんな『ローゼンメイデン』の連載再開での第1巻が発売となったわけですが、
中でも最大の見所は…
真紅と水銀燈の取っ組み合いの喧嘩です。 なにやらテンション上がってしまいます。
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