「自分は違う。自分は関係ない。違う世界の出来事だ。そうゆう現実から目を背ける行為が、無自覚な悪意となり、このような結果を招く!!」 いや、全くもってその通りなので反論&弁論のしようがございません。
「そんなつもりじゃ」と泣き崩れる紗慈君ですが、本人がどう思おうが起こってしまった事実は変えようがない。出来るのは自分で自分に対して慰めの言葉を投げかけるぐらいですが、ティエリアが容赦なく現実と彼が引き起こした結果をまくし立てたのでそんなヒマはございませんでした。よくティエリアが殴らなかったなと思いますが、そんなことするよりかは
言葉攻めにしたほうが効率的と判断したと勝手に思い込んでおきましょう。
せめてティエリアが人のいないところで紗慈の話を聞いて説教したことが幸いか。これがカタロンの基地でのことだったら、
間違いなく紗慈は、私刑(リンチ)&引きずりまわしの上に無残な最期を遂げていたことでしょう。近代法?何すかそれ??
「このなし崩し的な状況はいずれ終わる」と考え、現実に目を向けなかった紗慈には辛いことととなってしまいましたが、
これで彼の被害者っぷりに終止符が打たれる事になるでしょう(恐らく)。今日からキミも加害者サイドの一員だ!
さようなら被害者ぶってる日々。こんにちは加害者として苛まれる日々。これから彼の行く道に困難あれ。

そういえば、ここにも現実を見ないで理想を振りかざしているお姫様が一人。いくら崇高な理想掲げても、力がなければ民の暮らしは豊かにならないし、腹もふくれない、明日を生き抜くことさえ叶わない。理想も結構だが、指導者ならば今こそリアリストとして徹しなければならないのにね。あ、いかん。
私の中でどんどんマリナの株が下がっていく…!!
大佐の優しさが逆に仇となってしまいました 一方的な虐殺が戦場であると解釈したピーリス。自ら手にはいるであろう幸せを放棄しようとしています。
正直、何でその解に行き着いたか全くわかりませんが、これは彼女の幸せからの反目というか、逃走であるととらえることができました。
つまりは、大佐に出会って人並みの感情や人として得るべき権利(幸せなど)がある限りは、彼女は戦場に出るたびに罪の意識に苛まれるので、敵を掃討することに何も感じなかった初期の超兵としての状態に戻ろうとしているということです。
兵器にあるのは与えられた任務(役割)をただこなしていくというただ一点のみ。敵を撃つ事に何も感じませんし、罪に苛まれることはない。彼女はそのときの自分に回帰しようとしているとしていると解釈しました。
だが、一度覚えてしまったものを捨て去ることは出来ない。これから彼女がどうなっていくのか見ものです。
「ぼぉかぁぁぁぁぁぁぁーーーーーー(僕は)!!」 スメラギの戦術予報がないままアロウズと戦闘を開始する刹那たち。マネキン大佐とスメラギさんが旧知の仲だったとか、留美と紅龍が兄妹であったことは華麗にスルー。
ワン・マン・アーミー(笑)であられるMr.ブシドーと刹那の戦いも華麗にスルー。
サブブリッジで砲撃のトリガーをひこうとするも土壇場で自分が刹那に投げつけた言葉がフラッシュバックする。そりゃそうだ。刹那に対していっていた言葉が、これから自分に当てはまるんだもの。しかも、狙いを定めている敵機にルイスが乗っているなど夢にも思わないだろうし、プトレマイオスに紗慈が乗っているとはルイスも夢にも思わないだろう。
まだ引き金をひいてはいないが、このシーンをみて、なぜか逆シャアでクェスが自分の父が乗るクラップのブリッジを破壊してしまったを思い出してしまったよ!!
次回、紗慈はルイス機を撃ってしまうのか?
そして…
「使うな!」って言われてたのにトランザムしちゃった刹那は…
「マリーマリーマリーマリーマリー!!」と女々しく叫んで被弾してしまったアレルヤは? 刹那は。ワン・マン・アーミー(笑)であられるMr.ブシドー追い込まれて仕方なしという感じがしますが、アレルヤは自分で自分を危機に陥れています。
彼には第4世代ガンダムを初中破させた男という記念すべきレッテルが私の中で貼られました。
スポンサーサイト