ここまでの流れ。
1・ナナとモモは結局結城家に来ることになった。
2・新居は結城家の天井裏(改造済)
3・姉妹3人で暮らし始める。
4・ザスティンは蚊帳の外
5・なんだかララの様子がおかしいと美柑がリトに耳打ち
6・美柑は今日も感がさえてる。リトは相変わらずへタレで鈍い。
7・ララのサービスシーン
以上の流れをダイジェストでお伝えしました。

春菜の「リトが好き」という告白を受けてから色々と考えるようになったララ。親友と呼ぶに値する人から同じ人が好きだと言われたのは、ララにショックを与えたのは間違いない。だが、それが決して悪いことではなかったという事は、今回のララのセリフから推し量ることが出来る。今まで人の気持ちに対して愚鈍であった彼女は、人から恐らく初めてストレートに気持ちを聞かされたことはなかったのだろう。おりしも春菜の告白は、ララの視野が広がったことに貢献し、また、彼女を次のステージへと足を踏み出す手助けとなったのだ。

では、反対に春菜はどうなったのだろう?彼女は好意を持つ対象、つまりリトではなく、自分と同じ気持ちを持つララに胸の内を語ってしまった。今までのたまりにたまったフラストレーションが発散されてしまったためか、彼女はそれで安堵してしまい、仕舞には皆が今までのままでいる現状維持を選択してしまった。
だが、彼女は救いを求めていたのではないだろうか?自分と同じ想いを持つ人に溢れ出るリトへの想いを聞いて欲しかったのかもしれない。だからこそ涙を流しながらララに語り、現状維持という選択をしたのではないかと今にしては思う。何故なら、リトが好きだということを真正面から受け止めてくれたのはララであり、救いを与えてくれたのもララなのである。その彼女を応援することが春菜が今できる唯一の恩返しなのだから…。
方や自分の気持ちに素直に行動するララ。方や自分の気持ちを押し殺して行動する春菜。二人は相反する合わせ鏡のような真逆なヒロイン同士なのです。

一歩先へと踏み出したララは、沈みゆく春菜を引き上げようとする。周りを見ることの大切さを自分に教えてくれたのは春菜。彼女を引き上げるのは、今ララが出来る春菜への恩返しだと捉えるのは私だけだろうか?
二人は揃って新たなステージへと歩みだそうとしている…。
と、思ったけど…
ごねる春菜にイラっ☆セリフにイラっイラっ☆ ええい!四の五の言わずにララの言うとおりにせんか!! じゃないと~~~でーーーーーーした挙句、あまつさえ~~~~~なプレイに及ぶぞゴルァ!!(注・あまりに過激な暴言吐いているので規制されています。あしからず。)

今回はララの魅力がたっぷりの回でしたね。
しかし、改めて読み返してみると、
まるで最終回だったみたいな書きかたしてんな…。
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もう少しストーリーを構築できれば、よい作品になったと思いますよ。