久々にシリーズものを読破しました。この『護くんに女神の祝福を!』は、よくある典型的なラブコメファンタジーですが、こういったものはわりと好むので何回読んでも飽きません。試しに1巻を買ってみたのですが、思いのほかはまってしまい、次の日には発売していた8巻までそろえてしまうという暴挙に出てしまいました。現在は9巻まで出ています。アニメ化はされていますよ。
WOWWOWですけどね。私ですか?もちろん見ることができません。
時代背景は現代。少し違うのは、人の意思に応え、奇跡を起こす未知の力「ビアトリス」とそれを操るビアトリス使いがいるということ。それは昔でいう魔法と魔法使いのようなもの。
主人公・吉村護が、転校初日に世界最高のビアトリス使い・鷹栖絢子に告白されるところから始まる
バカップル・サーガ。「あ、あなた私とつ、付き合いなさい!!」ツンとかデレとか言う前に直球だ!だがそれがいい!!
出てくるキャラクターは多いですが、キャラが一人一人立っています。むしろキャラクター1人1人が濃すぎではないかと思うときがありますが、それぞれの立ち振る舞いや役割がきちんとしているので、主人公やヒロインが食われるとか霞んでしまうということはありません。むしろ、ヒロインの絢子の魅力が十分引き出されているのも、こういった周りのキャラクターがいるからなのでしょう(作中で散々からかわれていますし)。
文章に引き込まれるのではなく、キャラクター達の魅力に引き込まれる作品こんなスタイルがあってもいいと思います。
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