
登場からわずか4週間ですが、
次週辺りでラダマンティスは早くも退場してしまいそうな雰囲気が漂ってきました。 ミーノスでさえ7週は持ったのにね。よくてカルディアと相討ちかな…。
例えるのなら、ラダマンティスは主君のために剣をささげる騎士ですな。 ラダマンティスの心の内にある己の主君への絶対的な忠誠心。それは同じ神という主君を持つ聖闘士達が抱くアテナへの忠誠心と変わらないもの。それぞれの立場は違えど、主君の理想の為に戦っているのはなんら変わりはないということをラダマンティスは語る。
でも、正直、何故ここまでの忠誠心をハーデスに抱くのかよくわからないで、ラダマンティスの思想は押し付けがましいと思うのは気のせいではないはずです。 それは、ラダマンティスは、ハーデスという個人(唯一の神)に大して絶対的な忠誠をみせているのに対し、テンマをはじめ多くの聖闘士は、アテナの「地上の愛と正義のため」という思想に共感して忠誠を誓っているような描写が多いからなのかもしれません。
まあ、簡単に言えば、忠誠を誓う対象が「神」か、それとも「神の抱く思想か」の違いであるからかと思うのですよ。 そんな気高き忠誠心もカルディアには通じなかった。アルデバランやシジフォスならラダマンティスと共感したかもしれませんが、カルディアにとってはそんなことどうでもいいことのようです。
ようは、
「自分が熱くなれればそれでいい!!」という感じなので。
嫌いじゃないですよ?ラダマンティスやカルディアみたいな奴らって。
スカーレットニードル・アンタレスの宣告!! ほとんどの場合、アンタレスにいくまでも無く終わってしまうスカーレットニードル。そりゃ、
アンタレスにいくまで15発も撃ち込まなければならない&大抵その前に敵か自分がへタレてしまうので最終までいかないのは必然ですよね。
カルディアもようやくアンタレスまで撃ち込める相手が見つかって、
えらく高ぶっております。そりゃ追い求めていた理想の獲物が見つかったから当然といえば当然か。
己の命を燃やす激突がそこまできていますが、このままカルディアが倒れるとなるとアルバフィカと同じくらいちょっと寂しく終わってしまいそうです…。
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