今週から過去編が終わって現代のお話に戻ったわけですが、他のサイト様方の記事を読んでいると幾つか気になる単語を発見。
「いつもの~」
「通常~」
などなど。
ああ、いかん…。
そんな美味しい社会学的ネタがぶら下がっていると食いつかずにはいられない…!!
そういったネタがあると、目の前にエサを落とされたダボハゼのように容易に「ぱくっ!」とくいついてしまうのです。
簡単に言えば、「一般的に~」、「いつもの~」、「通常~」、「普通~」私達が使う言葉でありますが、実はこの言葉ってその人が何処を基準にしているのか推し量ることが出来るんですよね。
ちょっと話が脱線しますが、社会学では「普通」、「近年」、「一般的に」などの単語は使いません。もし、これらの単語が用いられるときは、注意書きが書かれたり(定義付けしたり)、「」付きで『「一般的」に用いられている単語と同じである』ということを強調し用いられます(←このように)。
理由は簡単。
社会や個人によって判断基準がそれぞれ異なるからです。よくわかるのが「常識」という単語。「常識」と「普通」はしばしば同意義で使われますが、ある人にとっては「常識」のことでも、他の人にとっては「常識」ではないということがあります。ある社会で「常識」でも、他の社会では「常識」ではないということもありますし、社会と個人の間でも同様のことです。
また、「普通」という単語も上で述べたことが当てはまるので「常識」というところを「普通」という単語に置き換えて読んでみてください。
話を戻しますね。
つまり今週の『ハヤテのごとく!』の感想を巡回して読んでいて、「いつものハヤテが~」とか「話が通常に戻った~」という文を見つけると、
「ああ、この人はお屋敷編が『ハヤテのごとく!』の基準なんだな~」とか、
「この人は1話完結のスタイルが基準なんだな~」とか、
「この人はコメディが基準か~」などなど
その人が「普段」、何を基準にして『ハヤテのごとく!』を読んでいるのかということがわかってしまうわけです。とまあ…そんなことを見つけて一人でキャッキャとはしゃいでいるわけです。
キモイですね!!
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顔は可愛いのが「普通」、
胸はあれくらいが「普通」、
女性は妄想癖があるのが「普通」、
うん、とても「普通」です。
>つまり、畑先生の中での「普通の人」とは西沢さんだということですね
まあ、この話からいけばそうなりますよね。