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『To LOVEる』のキャラクター関係に関する記事が書けない理由(わけ)

 えっと、前回の「何故『To LOVEる』の感想は書きにくいのか」の記事の続きみたいなものです。もともと、幾つか書くつもりだったので、これはその第二弾みたいなものですね。何処まで続けるかわかりませんが、記事を書き上げたら投下していこうと思っています。


 考察記事を書く上で最も書きやすく、かつ、記事が多いのはキャラクターに関する事であると私は考えています。キャラクター自身のパーソナリティ、キャラクター同士の関係や恋愛模様などおおよそここらへんがメインなのではないでしょうか。

 
 『To LOVEる』もラブコメ路線を維持しており、もちろんそこにはここのキャラクターの恋愛模様なども描写されているわけです(主にリト、ララ、春菜ですね)。


 ですが、


 何故かキャラクターの恋愛模様を考察することがとても難しい。


 何ででしょうね?


 ラブコメ路線を維持しているのに、キャラクターのあからさまな好意が描写されているのにです。


 実際、私も何度か試みたことがあったのですが失敗に終わりました。


 んで、ここで軽く社会学のギアを入れて考えてみました。といってもローギアですよ。ローギア。上げたとしてもセカンドまで。それ以上上げると軽く論文一本かけるくらいまで昇華しちゃいますから。


 そして、それぞれのキャラクター&キャラクター同士の関係に視点を当てるのではなく、それぞれのキャラクター&キャラクター同士の関係の構成に視点を当ててみたところある結論にたどり着いたとさ。


 先に結論から言ってしまうと、


 『それぞれのキャラクターの感情や行為は、ある一定まで達することが出来るが、それ以上は制限がかかってしまっていて先に進めない。または、先に進めてもある位置までリセットされてしまう』

 ということです。


 えっと、どうゆうことかというと例をとって説明していきます。


 例1:ララの場合

 ララの場合、連載当初から(正確には48~49話にかけてかな?)リトに対して明確な好意を伝えているわけです。その後も熱烈なアタックを繰り返すわけですが、なかなかリトは振り向いてくれません。今までララが好意を伝えることがデフォルトでした。
 ところが、97話において、リトがララにあやふやですが好意を伝える衝撃的なシーンがありました。

・問題のシーン
tolove238.jpg

 この告白において、一気にリトとララの関係が進む、または、ララは他の女性キャラクターから頭1つ抜き出るのかと思いきや、99話においてララが自身が「リトに悪い事したなーって思ってたんだ~…~あの事(告白もどき)お互いに気にしない事にしようね♪」と宣言してしまったので、結局振り出しに戻ってしまいました。
 何故上記のようなセリフを言ったのかというと、彼女自身が理由として「困った顔のリトをみたくない」と述べています。

・問題のシーン その2
tolove252.jpg

 実は、この「困った顔のリトをみたくない」というのが彼女にとって制限をかけることになっています。

 ララが何かしらのアプローチや彼のために何かをしたときは、リト本人は困り顔をしていて今更感がありますが、関係が変化してしまうほどの出来事は滅多に起こりません。ですが、リトからの告白という出来事でララとリトの関係が変化を及ぼす可能性が出てきました。

 だが今回のように

 「自分たちが真剣に向き合うとリトが困ってしまう」

 というモデルが示されてしまた為に、ララは今まで以上に踏み込むことが出来ないということを明確に意識することになります。


 しかも、

 リトが妹たちに言わされた形になったとはいえララに告白してしまいました。それによって、ララのことについて思い悩むことになるわけですが、ララとしてはそんなリトの姿は見たくはない…。ならばどうすればいいのか…、結論はリトの告白はなしの方向で…。ということになってしまいました。

三歩進んで三歩下がってしまいましたね。

 「リトはララの気持ちを知っている」という位置まで引き戻されてしまいました。リセットです。



 例2:春菜の場合


 春菜の場合も連載初期からリトに対して好意を抱いています。春菜が自分の気持ちに素直に行動してしまうと、リトもそれに素直に応えてしまう可能性が高いですが、なんとなくいい雰囲気にまでいけても何かしらの邪魔(トラブル)が入るものです。ですが、やはりそれでも話が進んでいくにつれてリトへの想いも大きくなっていっています。
 春菜の場合、何かしらの邪魔(トラブル)が制限と見ることも出来ますが、それよりももっと大きい制限をかける要因となっているものは…
 
tolove251.jpg

 ララとの友情です。

 正確に言えばララの存在です。自分と同じ想い人を持ち、自分とは違って素直にリトに気持ちをぶつけている彼女に好感や親しみを抱いています。しかし、悲しいかなそのララという存在が制限となって働いています。リトへの気持ちが揺れ動いたとしてもララの存在が常に春菜の心の中で大きな引っ掛かりとして影響しています。

  「リトへの気持ちを素直に表現すれば、ララを出し抜く形になってしまう」


 春菜のララへの気遣い…これが彼女の制限かと考えられます。


 さらに、ある程度感情が高ぶってもその後のララとのやり取りで気持ちが「リトが好き」という定位置まで引き戻されることとなります。

 ですから、これがある限り彼女の感情や行為が先に進むことは出来なくなっています。


 例3:リトの場合

 何かしらのトラブルに見舞われる。

 ほとんどがこれですよね。他にもありますが、野郎は放っておきましょう。




 このように各キャラクターに制限がかかっているため、ある一定以上に進めない。進んだとしてもある位置までリセットされてしまうので進展することがありません。


 進展する事がないということは、いくら関係性を述べたとしてもそれが証明される日が何時までも来ないということですし、一度書いたらそれで終わりになってしまうんですよ。

 しかも、リセットがかかって振り出しに戻るわけですからいくらやってもキリがありません。

 

 いや、ほんと『To LOVEる』は感想屋&レビュー屋泣かせの作品ですよ…。
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コメント
美柑の場合だと血の繋がりという制限が…

なのでリト相手というよりはヤミとの関係の進展ぐらいしか
書くことが出来ないかなって思っていますが、
それを書いてだからどうなの?って感じの記事しか
書けそうに無いので、ずっと心の内に留めたままです(笑)

いずれやけくそになったら公開するかもしれません。
2008/08/20(水) 12:12 | URL | take23 #-[ コメントの編集]
>take23さん

考察記事にさえ「で?なんなの?」と思わせてしまう作品ってある意味珍しいですよね…。

 
2008/08/20(水) 22:17 | URL | 戒斗 #-[ コメントの編集]
あくまで個人的な考えですが、この漫画は本質的には、Hなピンナップ写真集と大差ありません。
都合の良いシチュエーションの繰り返しに、エロ要素とキャラクター性を付与しただけのものです。

エロ写真集に対して感想を書け、考察をしろと言われても
エロかったとしか書きようがないですから。

要はキャラ付けやセックスアピールの使い方によっては、
考察するほど内容が無くてもやっていけるという事ですかね。
2008/09/09(火) 16:38 | URL | 通りすがりの屑 #CFnWuolQ[ コメントの編集]
>通りすがりの屑さん

 素晴らしい!上記の考えに感動を覚えましたよ!!最もわかりやすい説明です。私が書いた記事より単純明快でわかりやすいです。

>要はキャラ付けやセックスアピールの使い方によっては、 考察するほど内容が無くてもやっていけるという事ですかね


 この作品が存続しているということが、そのことの証明になっていますよね。
2008/09/18(木) 20:18 | URL | 戒斗 #-[ コメントの編集]
結局ToLOVEるの三角関係は何の進展のないまま終わってしまいましたね。
2009/12/11(金) 23:19 | URL | 新生マン #-[ コメントの編集]
>新生マンさん


 最終話近くのあの展開は、かなり無理やり感があるなと感じました。
2009/12/13(日) 22:09 | URL | 戒斗 #-[ コメントの編集]
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Author:戒斗
 オタクでも、武道や学問、スポーツが好きでもいいんじゃな~い。と考えてるとある商社の営業マン。今でもひっそりと合気道に打ち込む日々であります。

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