Stardust Revolution！！（旧星の海へ行こう！）

　難しいというか、リアルすぎます。

　時々ハヤテの口から出てくる生々しいお話。実はこんなちみっこい頃から言っているのでした。可愛くねぇなぁ…。　これはわりと20代30代の男女がリアルで考えてしまうことなのではないでしょうか？？





　　え？働くことに？？

　ごめ～ん。後半真面目にやるからこれぐらいの悪戯は勘弁してください。



　自分が今見せることの出来る甲斐性を指輪という形で証明してみせたハヤテにお返しとばかりサイズの大きい指輪を渡したアテネ。
　

　「いつか、これ（指輪）を二人ではめられる大人に…一緒になりましょうね…」

　というセリフから解るように、アテネはハヤテと共に同じ時間をすごし、一緒に大人になっていくことを望んだ。

　だが、ハヤテはアテネを含めたみんなと一緒に幸せになることを望んでしまった…。

　アテネの「一緒に」という言葉は‘自分とハヤテの二人（だけ）’ということを意味していたが、ハヤテは両親達を含めた中で‘自分とアテネの二人（で）’というように受け取ってしまった。


　これが二人の決定的な認知の差…。


　そして…




　アテネの言葉の意図を読み取ることが出来なかったハヤテは、今この時、この瞬間にアテネと共に歩んでいく道が違えてしまったことに気がつくことができなかった…。

　それに気がついていたのはアテネだけ。ハヤテが嬉しそうに飛び出していく姿をいったいどのような心境で見つめていたのかは推して図ることが出来る。


　ここが二人の道の分岐点になってしまったところ。ハヤテにアテネとの別れという現実が突きつけられ、彼の心に長く傷を残してしまうことになるところ。


　もしかしたら、アテネの「一緒に」という言葉は、事情が話せない彼女がハヤテへ送った最終的なメッセージだったのかもしれませんね…。