
思いもよらぬ反響のためか再びリコ登場。一目惚れしてしまった猿山とのデート話の今回ですが、はっきりいってちょっと猿山が必死すぎる。あまりこんな言葉は使いたくないですが、正直キモイです…。
せっかくめぐったチャンスをものにしようとはやる気持ちはわかるのですが…ねぇ。

映画館にてさりげなく…というか大胆にも手を握ろうとする猿山にドン引くリコ。しかも、猿山くんは必死なので相手の表情をよく観察していません。自分の戦略で頭が一杯です。こりゃ彼に春が訪れることは当分ないでしょう。
初対面どうし(正確には二回目だけど)のデートでいきなりこれはないな~。これが通じるのってある程度相手に好感がもたれているときや、よほど容姿に自信がないとかえって逆効果だろうねぇ…って何書いてんだ私は…。
案外、年頃の女の子からみた男の子の姿ってこんな風に映っているのかもしれませんね。幸か不幸かリトはララの機械によって女の子になることが出来るので、男の子の視点と女の子の視点両方体験できることになります。女の子の気持ちを少しは理解できるという利点がありますが、彼が気がつかないことを切に願います。
だってこれ以上目麗しい女の子をはべらすのは納得いかないじゃないですか。 ジゴロに拍車かけてどうするんだよ…。

街中でリコたちとであった唯ですが、リトの名前を出されて意識しだす所を見ると確実に唯の心には恋心が芽生えていますね~。ただ、彼女にはそれがなんであるかはわからない。そう考えると今まで恋愛感情を抱いたことはなかったとも思える。
リトへの恋心を前面に押し出すララとルン。自分の恋心をはっきり認識しているのにもかかわらずひたすら抑えようとする春菜。そして自分の恋心を認識していない唯。
さあ、最後に勝ち残るのは誰でしょうねぇ…。
認められないとは、兄としての姿としてでしょうか?それとも一人の男の子としての姿でしょうか? 美柑の「そんなの私認めない…」というセリフからは、リトに理想像を見出しているところが伺えますが、それが「兄としての理想像」なのか、それとも「一人の男の子としての理想像」なのか…。
恐らく半々ぐらいかな~。兄妹話など所々でときどきリトを男の子として見てるのではないかという節がある。そういったことを鑑みても可能性として十分ありえそうなんですけどやっぱり決定打にならない。一番都合がいい言葉を使えば「この時期の女の子の心境は複雑なんですよ」と処理してしまうのが手っ取り早いですよね~。
この後ヤミのセリフ、「美柑…大変ですね…」という言葉があるのも意味深に響きます。「大変ですね」というのはあんな兄を持って「大変」なのか、それとも複雑な心境の美柑をみて「大変」という言葉を使ったのか…。今回見ていて一番「?」が飛び交った1コマです。

機械の効力が切れて男に戻ったリトは逃げ出すが、運悪く春菜と遭遇してしまう。しかもスカートをはいたまま…。誤解したまま走り出す春菜ですが、あえて言っておこう…
スカートは元々男がはいていたものだったのだよ!! 古代エジプトではわりと地位が高い者が身に付けていたものですし、スコットランドの民族衣装なんかでもありますし、通称メンズスカートと呼ばれる物もちらほらと見かけるようになりましたね~。
だが、そんなことはどうでもいい…。
私たちが真に喜ぶべきことは
ララの機械のおかげでリコが再び見れるようになったということだ…!!
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