
う~む。なんといいましょうか…。ララが父親にリトに対する想いを告げる重要なシーンなのですが、いまいち盛り上がりに欠けたような気がします…。
それは何でかな~と考えたのですが、まず第一に「アニメでのリトがララにいったい何をしてあげたのだろうか」ということが上げられました。確かにリトの頼りがいのあるシーンはちらほらありますけど、それは全てララに向けられたものではないですよね。
次に、リトに「頼りがいがある」とか、「カッコイイ」と感じるララの感性と自分の感性が一致しないorララとの感覚のズレを非常に感じるときがあります。これを埋める作業、つまり彼女が何故そこでそう感じたのかを推し量ることをしなくてはならないのですが、そのための判断材料が酷く少ない。足りないところは原作から補完する事も可能ですが、「原作を知らない人がこれ(アニメ)だけを見ていてはたして解るのか?」という疑問にぶつかります。極端に言えば、「このアニメは原作を知っていることが前提で作られている」ともいえるでしょう。
今回も、あまりララが心の内(本音等)を語ったことがないのに、いきなり父親に向って言葉を投げかけても親父さんじゃなくても「?」となってしまいます。重要なシーンに行くまでのステップが幾つか省略されてるので、いまいち感情移入がしずらいですし、流れが理解しにくいんですよね。
原作派とかアニメ派とかの問題ではなく、一つの作品としてこういったのはいかがなものでしょうかというのが今回の私の本音。なんか見ているとララの一人相撲をみているような感じを覚えました。
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「ずっとこんな毎日が続くと思っていた…」
リトの一人語りから今週は始まります。
な、なんだってー!
「こんな毎日」ですって...
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