Stardust Revolution！！（旧星の海へ行こう！）

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とらぶる102感想　～その名はリコ～

　ドレスアップしたリトがここまで可愛くなるとは思いませんでした…。元々女顔であったリトなわけですが、彼が女の子として生まれていたらこんな感じになっていたのでしょうか？こ、ここはですね。リトを運命改変装置（詳しくは「天空のエスカフローネ」を参照）によって女の子として生まれる運命に定めるべきだと思うのですよ！！

　束ねた髪もグット。彼女（彼？）の姿は屋敷の部屋着というかこのまま社交界デビューしそうな格好ですが、似合っているから良しです。しかし、これを選んだ沙姫のセンスの高さが伺えますな。さすがお嬢様です。

　素性もわからない女の子を助けたり、少しでもリコ（女の子のリト名）の不安を和らげようとあれこれと用意しているところに沙姫の面倒見のよさや優しさが伺えます。
　正直、彼女のことを今まで不運で負けず嫌いなお嬢様と思っていましたが、それだけでなく今回のような困った人を親身になって助けるという献身的な一面があるということを知ることが出来ました。今回の話はリトが女の子になってしまったことがメインであると思いますが、沙姫の魅力を伝えるに十分な機会なのでしょう。

　もし、沙姫がリトとララと違った出会いをしていたのならば、もっといい関係が築かれていたのかもしれませんね。

　でもそれはifの話ですし、とらぶるにおいてそれはないでしょうね。

　特に凛の入浴すぃ～んをもって来たことに意味はありません

　いや、ホント気にしないで…。

　しかし食事をともにしたり、一緒にお風呂は入ったりと沙姫は凛、綾と仲が本当によろしいようで。単なる付き人であれば、同じ高さの敷居にいること（ともに食事をしたり風呂に入ったりなど）はありませんが、このように自分と変わらない位置にいることを認めているということは、沙姫自身が凛と綾を友人としてみているからに他ならないのではないでしょうか。もちろんそれは凛と綾にもいえることだと思います。以前に凛と綾が沙姫について少し語ったことがありましたが、今回は沙姫が凛と綾をどう思っているのかということが屋敷での行動から見て取れました。

　ララが持ってきた解除ミサイル（！）によって無事に男に戻ることができたリト。読者的には非常に残念でならない。もちろんこの後は、いつものように怒った沙姫、凛、綾に追い掛け回されるわけですが、男に戻る前のリコを本気で心配したり、「友人」と呼んでいたところをみると、もしかしたら沙姫は一度友人と認めた人にはどんなことがあっても助ける義理堅さがあるのかもしれません。

　今回は沙姫のイメージが変わったお話でした