最初に手に取ったとき思ったのは「フォルテッシモってなんじゃい?」ということ。たしか「最も強く」とかそんな意味を記憶していたので、タイトルにどえらい疑問を持ちました。でも読んでみて納得。なるほどそういう意味か~。
主人公の山ノ上 大地(やまのうえだいち)は大のUMA好きで頭の中ではそのことしか考えていない高校一年生。周りからは変人扱いされております。実はこの点だけで私友達になれます。いいですよねUMA!未確認生物!!最初に生物を専攻したいと思ったのも巨大生物とかそんな類の話が好きだったから。それが何で社会学をやっているのかは秘密。気にするな!
そんな大地が、深夜の学校に忍び込んでUMA探しをしたところからこの物語は始まる。何で学校にUMAかって?自分で読んでくれ!
ところが、彼が深夜の学校に赴いて出会ったのはUMAではなく物語のヒロインとなる麻生 渚(あそうなぎさ)。何故か深夜の学校ですっぽんぽん。何でこの状態だったのか3巻まで読み進めても解りませんでした。たぶんあれだよ!読者を食いつかせるためだよ!サービスサービス!!
実は彼女は人間と人魚のハーフ。マーメイドっすよ。マーメイド。これが単なる人魚ではございません。ツンツンデレデレな人魚姫でございます。しかも怪力無双。天下無双。素手で鉄をひしゃげたり、棍棒振り回して木をなぎ倒したり、挙句の果てには魔物を殴り殺すという、恐らく最近読んだラノベの中で最強の部類に入るヒロインでございます。うん。彼女もUMAといっちゃUMAだね!!
ラーメン好きという点も気に入った。ラーメン店をはしごできる女の子ってなかなかいないっすよ?何人かリアルで知ってるけど。
でも、ストレス解消で魔物退治ってのはいただけないな~。だってある意味同族狩りなんだもの。
え?魔物って何かって?彼らが住んでいる街は、異世界(魔の海)と繋がりやすい場所。穴を通ってこっちの世界に「魔の海」の魔物がやってくるのだそーです。その魔物がUMAとして扱われていると。ですのでUMA退治がこの話のメインでございます。
いや、ラブコメといっちゃラブコメっすね。渚のツンデレぶりに萌えるがいいさ!ツンデレヒロインがお好きであるならばご一読あれ。
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