
サーシャの導きによって記憶を取り戻したテンマ。モルフィアを支配するモルペウスのところまで介入したのはさすが神といったところでしょうか。神って本当万能ですよね~。

今いる場所が非現実の世界であると気がついたテンマだが、目の前に現実の自分だと語る血みどろにまみれた自身と対峙する。これもモルペウスの手によるものか…。
「この戦いの先に3人一緒の未来なんてもうゆめのなかでしかありえねぇ」
「3人の約束を諦めきれないだけのくせに」
彼が発する言葉は、テンマの心を深くえぐる。「3人で過ごすこと」それは今まで心の中で大切にしてきた約束であり、夢見てきたことであり、彼がここまで進んでこれたのもその約束があったからこそ。
だが、それがもはや叶わない夢であると自分自身に指摘されてしまったテンマ。彼の言ったこと全ては彼の本心そのものでもあったし、現実としてもうありえないと解っている。

ここにいれば3人一緒の夢も見続けることが出来るだろう。だが、彼は現実世界で冥王となってしまったアローンに会いに行くことを選んだ。アテナの聖闘士として、親友として。

夢を打ち砕いて眠りから覚めたテンマ。彼の前にはモルペウスの姿が…。あまり動揺を見せないモルペウスだが、テンマが目覚めることもありうると踏んでいたのかな?
いずれにせよこの後、テンマvsモルペウスの闘いが始まるのかな~。
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