たとえ携帯をなくしてテンパっていたとしても、ハヤテの感想を書くことはやめません。ほんとは気になってしょうがないですけど考えてもしかたなしです。それでは、感想で~す。
表紙はヒナギクさん~。寝巻きです。そろそろ表紙はヒナギクさんかな?と思っていましたが案の定そうでした。ただ、欲を言えば私服か水着姿を見たかったな~というのが本音です。
・夢の中のハヤテ恋するヒナギクさん
ヒナギクさんの夢の中でハヤテが美化されています。というか今のヒナギクさんから見たハヤテはこんな感じなのでしょうか。花束を持っていて、真剣なまなざしで自分を見つめ、告白寸前というところで目が覚める。もうなんかあれですよね。恋する少女ですね。白皇の生徒会長であろうが、成績優秀者であろうが、木刀を手にしていようが、小さいときに男の子をK.O.させてようが、ヒナギクさんも普通の女の子。恋の一つや二つはするでしょう。本人は否定していますが、夢は時に願望を表すものですから、こんな乙女チックな展開を心の中で望んでいるのかもしれません。
・情報ってのは漏れるためにあるのだよ(戒斗談)
現実でもハヤテのことが気になり、ひとり悶々しているヒナギクさん。そのため三人娘が一人・美希が横にいても気付かなかったご様子。あ~…ほとんど骨抜き状態じゃありませんかこれって?でも、美希に声をかけられて、驚いているヒナギクさんの後姿がかわいいので深く問い詰めません。
客観的に綾崎ハヤテという人物を評価したいのか、それとも、単にハヤテのことが気になるのか。明らかに後者だとは思いますが、ハヤテと同じクラスメイトである美希にさりげなく(というかあからさまですけど)ハヤテのことを聞くことに。
まあ結果は、出るわ出るわで。明らかにヒナギクさんの知りたいこととは別のことだとは思うのですが、ハヤテの誕生日から歳、血液型、はたまたライフヒストリーまでもが事細かに詳細に。探偵も社会学者もびっくりの調査ですね。しかも、ヒナギクさんの下着まで調べているのだから抜け目はありません。白皇の野郎供なら喜んでこの情報に食いつきそうですね。
・二人がかみ合わないのは
お互いに似たような境遇を持っていますが、ハヤテとヒナギクさんは、決定的に違うところがあります。
ヒナギクさんの場合、両親が自分達を捨てたことに関して何らかの理由を付け加えたいように思えます。それは、両親のことが好きだったからで、好きだったからこそ自分達を捨てたことに関して、自分にも両親にも納得、あるいは正当化できうる理由を求めているのではないかと。しかし、その理由も
ヒナギクさんが本当に求めている答えとはまた別なものだと思います。
ハヤテの場合は、小さいころから両親の生活費を稼ぐために働いていたので、ヒナギクさんのそれとは違う気がします。もちろん、ある程度は両親への愛情はあったと思いますけど、諦めといいますか、むしろ自分と両親を家族という枠から切り離して接していたのではないでしょうか。だからハヤテが、両親が自分にやったことに関して割とドライに受け止められるのはこういった下準備があったからなのかもしれません。
ヒナギクさんは行為に理由を求め、ハヤテは行為を事実として受け止めている。このことが、二人の違いなのではないでしょうか。根本は、どちらもこれ以上傷つきたくないという自己防衛反応であるとは思いますけど。
ヒナギクさんとのフラグを壊さないために、ヒナギクさんを追いかけるハヤテ。そこで言った答えはクジラとイルカの違いという豆知識。明らかに本当に言うべきことからかけ離れた答えです。
クジラとイルカの違いなんて知っとるわ!と突っ込んだ私は何なんでしょうね。さらに補足トリビアをすれば、学者や本によっては3.5M以下のものをイルカと総称し、それ以上のものをクジラということがあります。(←だから何だ)
そんな、自分の求めることとは違うことをいわれても、今はどうでもよくなってしまったのは、ひとえにハヤテが持っている優しさと率直さなのではないでしょうか。ハヤテが、ヒナギクさんが求める本当の答えを導いたとき、二人の絆は強まるのでしょうね。
…あれ?でもそうしたら
ヒナギクさんエンドになっちゃうじゃないか!?
>補足
タイトルにあるmomentという言葉をみて、種のセカンドOPであった歌詞が今回の話に合うな~と感じましたよ。
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ハヤテのキャラクターはそれぞれ好きなんですが、特にヒナギクさんが一番好きですね~。
ヒナギクさんが出ている話は、特に気合を入れて感想を書いてしまうほどですから。