
現在放送されているCLANNADのヒロインの一人、坂上智代のその後の物語である「智代アフター」のコミックスを読んでみました。ゲームをプレイしてクリア後、
3日間行動不能に貶められましたが、どうもこの作品は好きなようです。
もちろんコミックス版でもこの「智代アフター」は、智代の回想として語られるわけでありますが、事件直後からそのすぐ後、つまり作品の中では比較的最近の出来事として智代が夢を見ながら思い出している形になっています。
原作をプレイしてその重い雰囲気に押しつぶされた人、押しつぶされそうになった人にとっては、あまり読み返したくないかもしれませんが、所々にギャグがちりばめられているので比較的読みやすいかと思われます。緩和剤ですよ緩和剤。
まあ、
最後は変わりませんけどね! そんな緩和剤を含みつつご紹介。
自作の朋也人形の首を絞めているところを本人に目撃された図 朋也に「男らしい」と言われ、女の子らしいところを見せようとした矢先にこの出来事。間が悪い…。
朝起きたら智代さんが不機嫌でした。 2話は河南子が家に転がり込んでのお話。あれ?鷹文がシルエットとしか出てこね~。

もちろん。あのクマの着ぐるみも登場。こうしてみるととても怖いです。

朋也の頭痛という言葉に過剰に反応する智代。それはそうだ。これは過ぎ去ったある日々を夢という形で思い出しているのだから。頭痛というキーワードが何を意味しているのかを彼女はもう知ってしまっているのだから…。

記憶を失った朋也を色々なところにつれまわす智代。これも記憶を戻すための重要な作業です。だが、このときは知りもしなかった。この後、つらく厳しい日々が待ち受けていることに…。

朋也の記憶が戻るまで3年間もの間耐え抜いてきた智代。記憶を戻すことには成功したが、結局手術はうまくはいかなかった。記憶と引き換えに命を縮ませることになってしまったが、それでも記憶が戻って、過ぎ去ってしまった日常を今このとき一瞬でも過ごすことが出来たのは、二人にとっては幸せだったに違いない。
過ごしてきた時間、これからの約束、永遠の愛を確信することが出来たのだから。
河南子から受け取ったもの、ともから受け取ったもの、そして朋也から受け取ったものを胸にこれからの人生を歩んでいく智代。これからもつらいことがあるだろうが、受け取ったものを手放さない限り彼女はくじけることはないだろう。
所々でオリジナルの展開がありますが、「智代アフター」で伝えたかったことをしっかりと踏んでいてとてもいいものだと思います。あまり重いとは感じませんでしたし。
ゲームではBGMがマッチしすぎです。
え?アニメのCLANNADは見ているかですって?絶対泣くとわかっているのでみていません。
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