今回は前回と違って、多少シリアスなお話が混じっているようで。まじめなお話だと、こっちもまじめに考えてしまいます。多少、まじめに考えたことは省きました。ま、ともかく感想っす。
・今週の表紙
表紙はネコ耳の西沢さん。ああ君もコスプレ要員になってしまったかと感慨深く思ってしまったのは内緒です。
・西沢さんテイクアウト
ヒナギクさん、帰路の途中に拾った子ネコ&西沢さんを引き連れてご帰宅です。子ネコを抱えながら、赤くなっているヒナギクさんが可愛いです。
拾ってきた子猫に対して、的確に処置をするハヤテ。本当に何でも知っていますね。
あれ?子ネコへの処置が、ハヤテの西沢さんやヒナギクさんにアピールするポイントになってる…。やはり、ハヤテ天然ジゴロ説が…。
・お買い物
お金がないハヤテは、ワタルとペットショップへ。ここで、ワタル君がネコについての知識を披露。君はネコ派だったんだね。サキさんが、「お店をほってらかして」とぼやいていますが、サキさんが、お店に残るという選択肢はなかったんですかね。「若を一人で夜中に出歩かせるわけにはいかない!」そんな感じでしょうか。メイドの鏡です。
・西沢さんから見たハヤテの好み
1・基本的に大人っぽい女の子が好き
2・頼りがいがある
3・キレーで優しい人
どれも的確に言い当てていると思います。これに当てはまる人物は、マリアさんとヒナギクさんでしょうか?あと、私的ですが、ハヤテは親からあまり愛情を受けているようには見えなかったので、母性本能が強い人に弱いかもしれませんね(てことはマリアさんかな?)。しかし西沢さん、よく見ていますね。
・同じ境遇を持つものは
ヒナギクさんが、親から見捨てられるという状況に極端に反応するのは、自分も過去に親に捨てられたからでしょう。トラウマとまではいっていないと思いますが、少なくとも、自分の周りで同じことがあったら助けてしまう。それは考えての行動というよりも無意識に動いているようですね。今回の子ネコを拾ったことといい、以前、すずめの雛が落ちたときに助けていたことといい(第四巻)、親から見捨てられた子供を、自分のことと重ね合わせているように思えます。
同情は愛情の一歩手前みたいなことを聞きますが、ハヤテが自分と同じであると知って、ヒナギクさんは、今までと違う視点でハヤテのことをみるようになるのですかね。
・あるとは思っていたけど
ヒナギクさんの入浴シーン!!!ありがとうございます畑先生!!!
ヒナギクさんは、西沢さんに応援するといっていますが、それは西沢さんが先にハヤテに告白したからであり、本心ではないような感じがします。どちらかというと、ヒナギクさんが一歩引いているように思えます。それは、西沢さんが先にハヤテに告白したという事実と、ヒナギクさん自身が、いまいち素直になれないということ、ハヤテに対しての感情が自分でも不確かであるからなのでしょうか。いずれにせよ、ヒナギクさんと西沢さんは、タイプは違えど、ハヤテとの今後について考えていることは同じであると思えます。
なにはともわれ、ヒナギクさんと西沢さんの間に友情が芽生えたようです。
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