はいどうも。今更ながら智代アフター(PC版)をプレイして、ここ2~3日気分が沈んでいた戒斗です。あのENDは頭では納得できるが、心がそれを拒否した…。
Keyの作品がどうゆうものか忘れてたよ!! ここはですね~。ぜひコンシューマー版もプレイして、自分の中でのENDの解釈を変えたいと思いますよ。PS2版もプレイして気が向いたらレビューないしは考察でもしてみたいと思います。
プレイ後その気力があればね。 それでは今回の本題。『ぼくと彼女に降る夜』の感想に行ってみましょうか。本作品。買ったはいいが長い間放置してあった、いわゆる積み本行きとなっていたやつです。この本が再び日の光を浴びたのは、コミケの列に並ぶ時の暇つぶしとしてご主人様に連れて行かれたときのことでした。
一言で言えば、「ライトノベルの王道」。それが良いか悪いかは作者力量しだいですし、どうとでもなる。私の中では、まあ、ありかなと思わせるが、何かが足りないということもまた匂わせる、ちょっとクセのある作品。
世界設定や登場人物のキャラ作りは出来ているが、1つ上げるとすれば、ある程度能力が完成されていている主人公が、これから先を作者がどのように描いていくのかというところ。能力の完成度が高い主人公って扱いが難しくありません?それによって物話の広がりの可能性を狭めることもありますし。物語の構成は出来ているだけにここは惜しいです。
物語の最後はちょっと驚いたが、読み返してみると所々に伏線が張られている。これを気がつかせないための予防線張りもあってなかなか。よく吟味しないで先入観だけが先行しているとこの伏線には気がつかないだろうし、先に先入観を与える情報を提示している作者の手法もなかなかのものです。
読んで損はないと思いますよ。
あ!ロストキャンバスの感想まだやってねーや。パンドラ様が出てるのに…!
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