ETOILE-三銃士星羅 -1巻 感想

　月刊ジャンプにて連載していた井沢ひろし＆山田孝太郎コンビによる『三銃士』を基にした冒険活劇。この両コンビの代表作といったら『ファイアーエムブレム～覇者の剣～』。剣を使った描写ならやりなれたものです。
　もちろんこれがただの三銃士のお話ではないのがさすがというか。設定として惹かれたのは、銃士の使う剣には、それぞれの守護星座を冠しており、星石（アストレージュ）を組み合わせることで「星座剣（アストラクテ）」という特殊技が使えるというところか（因みに主人公・ダルタニャンが使う剣の守護星座はオリオン座）。
　一見、エロくてプレイボーイっぷりが目立つダルタニャンだが、時として垣間見る銃士として男としての強さと優しさはいやなかなかなものです。無鉄砲振りがあるが、まあ、それは若さってことで。
　ただ、残念なのは、せっかくアトス・ポルトス・アラミスの三銃士が出てきてこれからって時なのに、連載していた月刊ジャンプが休刊してしまうのであえなく打ち切りということにされてしまったことだ。うう～む、残念。違う雑誌で連載再開してくれないかな～。