魔王といったらどのような姿を思い描くだろうか。竜王、ゾーマ、シャブラニグドゥ、シューベルトの歌曲、ハーデス(これは冥王だった)。それぞれ色々と思い描くことができるが、共通しているのは悪のイメージ、どちらかというとネガティブなものではないだろうか。
このシャイナ・ダルクで出てくる主人公・エクソダ・C・クラウも一人の魔王である。魔の島・シャイナ・ダルクの浮上とともに魔王も目覚め、世界は闇に包まれようとしていた。しかもこの魔王は、後宮に千人もの側室を住まわせ、毎夜毎夜十人以上もの側女を夜伽の相手とするが、それでも飽き足らずに町や村を襲っては穢れ無き乙女を毒牙にかけるという…。魔王というか
淫魔王ですね。
鬼畜王です。
だが、伝承というのは当てにならないもので、そんな伝承とは裏腹に復活した魔王は
人畜無害&本人いたってやる気なし。世界を破壊する(めんどくさい)とか人間を滅ぼす(本人はのほほんと生きたい)とか興味無し。むしろ、蘇るたびにあることないこと付け加えられて本人は大分迷惑しております。でもさすが魔王。威厳を発することもあれば、ときに見せつける強さは尋常じゃない。飾り物じゃないとですよ。
雰囲気が誰かに似ているな~と思ったら、同じ魔王を名乗るもので一人いたよ。SHUFFLEの
フォーベシーだこれ。女好きではないけどね。
本人の思いとは裏腹に、そんな伝承を信じてシャイナ・ダルクに魔王のいけにえとして送られてきた千人の少女達。話がどうなるかは作品を購読あれ。コメディ漫画だけど、ときにシリアス。色々と考えさせられるところがある。ただ読んで笑うのもよし、物事の道理を紐解いていくのもよし、
エロゲと思って読むのもありです。
私から言えるのはただこれだけ。
購読だこれ!
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