Stardust Revolution！！（旧星の海へ行こう！）

　前回（といっても感想は書いていない）の自分が行った行動に対して羞恥の念を抱くナギ。ナギが落ち着くまで、屋敷から出ていることをマリアさんから提案され、その宿泊費として百万円をもらったハヤテ…。百万円ですよ！百万円！！私のバイト代約一年分です。そんなのをポンっと現ナマで出し、あまつさえそれが三日分の宿泊費と言い切るマリアさん。やはり金持ちの金銭感覚は麻痺しているとしか思えないとです。

　ハヤテは絶望的にお金に縁がないということでしょうか。街に出ても桂先生にたかられる、前の学校のクラスメートの飲み食い代を払う、見ず知らずの人の借金立替、壺弁償などたった一日で浪費イベント盛りだくさんですね。
　しかし、浪費したといっても、後半のほとんどが人助けのためにお金を払ったということ。目の前で困った人がいたら助けずにはいられないハヤテ。こやつヒーローの条件を満たしているよ！どっかの正義の味方になるのが目標としている主人公よりよほど共感が覚えられます。少なくともハヤテは自分のこと気にしていますからね。私は自分のない奴は嫌いなのですよ。
　思いっきり主観が入ってしまいました。まあ、実際そんなシーンに出会うこと自体がありえないんですけどね。それに出会ってしまうことがハヤテのクオリティなんでしょう。

　そして、マリアさんからもらったお金をすべて失ったハヤテ。雪の降る夜に公園で一人黄昏ていると、そこにヒナギクの救いの手が…。救いの手というか拾われたといいますか、とりあえず、ひと時の寝床を手に入れたハヤテ。次回のヒナギクとのお話が楽しみです。
しかし、ハヤテが拾われるのは女の子ばかりですね…。