真・冥王ハーデス降臨
絶望的な状況です。 ハーデス覚醒に伴った衝撃波からなんとか生き残った童虎とシオンですが、ハーデスの迫力に完全に押されてしまっています。特に童虎などいつもの勇ましさは見る影もなく単なる萎縮してしまった猫です。
「ハーデスなど恐れるに足らん!」と息巻いていた初期のあの姿とはだんちの差ですな。これが若さか…。
因みに衝撃波によってあの場に生き残っていたアテナ軍は全てやられてしまった様子。ユズリハが絶命した瞬間は描かれていませんが、耶人などは血反吐を吐いたシーンが描かれていたので即死したのはほぼ確定…。このように特別な見せ場もなく、誰がかまうでもなくあっという間に果ててしまったのは、人の死というのは一瞬だということを表現するにはこれ以上ない描写ですなぁ…。
小宇宙(コスモ)が最高潮に高まって、ようやくエンジンがかかったようです。 絶望的な状況に追いやられてもハーデスに食って掛かる童虎。思うに彼が黒い衝撃波を受けても大したダメージを負っていなかったのは、彼の中に未だにあるアテナの血のおかげによるものなのでしょう。小宇宙(コスモ)が高まった童虎の描写はそう考えるに至るものとなっています。
だが、神の血によって幾ら小宇宙(コスモ)が強力になっても、おつむはまだまだというか全く強化されていない童虎。闇雲に挑んでいこうとするそんな彼を止めたのはやはりシオンでした。似たようなシーンを何度か見ているような気がしますが、今回に限っては立ち向かう策がシオンにはあるようです。
黄金聖闘士&太陽の光というキーワードから連想されるのはもはやあの技しかありません。 シオンが述べる策とは、
黄金聖闘士三人が放つアテナエクスクラメーションがビックバンに相当する威力なのに、12人+黄金聖衣が揃っているのに太陽の光と同等とか、明らかにパワーダウンしてるんじゃね?と実しやかに囁かれているあの技ですな!
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