テンマを追い込んだ張本人が言うと説得力がありますね! テンマの状態を事細かに説明するアローン。痛み云々述べてテンマを追い詰めるようなことをした本人がいうとやはり違います。
でも、それでも彼は述べました。
「それでもボクはやってない」 っと。
耶人の魂の叫び テンマの魂に直接呼びかける耶人。本来ならば、デフテロスがアテナの血を使って童虎を呼び起こしたように、サーシャがシジフォスの魂に直接呼びかけたように、特殊な技法を用いなければ冥王に傷つけられた魂を呼び起こすことは難しい。何の技術を持たない耶人の訴えかけは、テンマに届くかどうかも疑わしいし、効果が得られるかもわからない。
それでも彼の言葉には力強さがあるし、説得力がある。それは一番長い時間テンマと共に戦ってきて、一番テンマの行ってきたことの正しさを知っているからだろう。ロストキャンバスに否定されてもテンマの仲間はテンマを否定したりはしないし、テンマを信じているのです。
アローンに対して
「弱虫」とか、テンマに
「お前は俺の言うことだけを聞けよ」とか中々過激かつ、
またも腐な方々には燃料投下するようなことを述べてくれる耶人君ですが、ここにきて男を魅せてくれています。流石、死期が近いだけ…
ゲフンゲフン!もといラストが近いだけありますな!

耶人の言葉に呼応するように次々と立ち上がったのは決戦の場に戻ってきたアテナ軍の面々。アローンにボロボロにされながらも必死に立ち向かっていくのはテンマは必ず立ち上がってくれると信じているから。ここにきて彼らも魅せてくれます。
燃え尽きる前の命は一番輝くといわれていますがまさにその通りですね!! 
皆の呼びかけに応えるように立ち上がるテンマ。ここに戻ったアテナ軍の一人ひとりに命を賭けるとまで言わせ、現に身体を張られているとあってはそれに応えるってもんだ。ここで立ち上がらなければ聖闘士じゃない!!
スポンサーサイト
« 聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 第218話 「あの日へ!」 ~当事者以外からみたらどう思うんだろう~ 感想 l ホーム l 『ガンパレード・マーチ 2K 北海道独立1 』レビュー »
でもそれよりも耶人が無事かつ、ここまで来て燃え燃えだったことのほうが印象的でした。
ここできちんと耶人をはじめアテナ軍の見せ場を用意しているあたりが流石としか言いようがありません。ホント手代木先生は大したものです。