京妖怪千年の宿願が実ろうとしている歴史的な瞬間に立ち会っているわけですが、個人的にはお狐様の裸体が気になって仕方がありません。

ついに形作られてしまった鵺こと安部清明。。淀君の腹の中にいたときは、まだかろうじて人として存在していたのでしょうが、こうして再びこの世に再び生まれ出ようとするその姿はもはや人にあらずとなっています。このようなでっかい赤ん坊の姿を見ると、劇場版の『AKIRA』とかそんなのを思い出させてくれます。いや~幼い頃に見たアレはなかなかグロテスクでトラウマになりそうでしたよ。
学生かばんまでオプションだったとは思いもしなかったぞ…。 ロープレのラスボスを彷彿とさせる羽衣狐様の崇高なる演説ですが、彼女の言葉の端端からは、かつては人と共存したままでいることに不満を感じていなかったように思えます。
しかし、悠久の時を生きれば、人であろうが妖怪であろうが変わっていくものです。人とは違って永い時を生きる妖怪たちは、生きれば生きるほど人の醜悪な部分を数多く見る事となり、裏切りと絶望が積み重なっていき、いつしか自分たちの心も闇に染まってしまったわけです。人間のことをあまりいえないような気がしますが、羽衣狐から言わせれば、最初に自分たちの生存を脅かしてきたのは人間であるといったところなのでしょう。
羽衣狐をはじめとする京妖怪が世の中を闇で染め上げようとするのも、彼らにとっての自衛手段の一つであると私は解釈しました。京妖怪と奴良組の戦いは、ぬらりひょんのように人と交わって共存していくのか、それとも羽衣狐たちのように妖怪は妖怪として存在するために自らの生存権を維持していくのかor広げていくのかといったことの意味を持っているということです。
このように考えると両者に大義名分が立ち、またどちらが悪であるかといった判断も下せなくなるものですが…
今はお狐様の裸体に目が奪われてしまっているわけです。 ぶっちゃけ今はどっちがどっちでもいいや!
京妖怪とは違った意味でテンションが上がってきますな!!

突如現れた秋房君。もはや目立った出番は無いと踏んでいたのですが、何やら様子がおかしいです。魔槍に取り込まれつつあるのか、それともこの魔槍自体が何らかの鍵となるのか…。どちらにせよ意外な人物の登場には変わりはありません。
・オマケ
『ベルセルク』の ベヘリットだーーーーーー!!!!
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