レグルスの無邪気さは、ときとして頭の弱い子のそれに見えてしまう…。
グリーディング・ロア=突進 ご大層な名前がついていますが単なる突進です。レグルスを前に幾分か本気になったラダマンティス。ワイバーンの冥衣が禍々しく展開していき、所々から力が溢れ出てる描写は、彼がより巨大な存在になったことを表すには十分なものとなっています。しかし、兜を装着しただけでズシュウと効果音が鳴り響いている絵には笑ってしまった。

神の力でパワーアップしたラダマンティスの一撃をまともに食らっても大したダメージを負っていない様子のレグルス。ぶつくさ言いながら「これ位なら超えられるかな?」と述べる彼の台詞と態度からは
中二病臭さを感じ取ってしまうわけです。
しかし、それが単なる中二病めいたハッタリで終わらないのが「天才」と呼ばれる彼の所以。この若き黄金聖闘士は、一度目にした相手の技は直ぐに習得してしまうわけです。

130話での回想で出てきた墓標は彼の父親であるイリアスのものだったというわけですな。いわばラダマンティスとの戦いは父親の敵討ち。いつもはひょうひょうとした彼も敵を目の前にして珍しく感情をあらわにしています。
しかし、129話でアイアコスを「正面から対峙してはいけない」とか、「見極められなかった」とレグルスは畏怖にも似た念を抱いていましたが、神の力を得てどの冥闘士よりも強くなったラダマンティスを相手に余裕を持っていられるのは何故なのでしょうね?? あのシジフォスが「最強の戦士」と評したイリアスを葬った相手なのに腑に落ちない…。レグルスもこの短期間に成長したと解釈しておこう。
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実際は葬ってはいないのですが・・。
レグルスとラダマンティスとの一戦で、カルディアの評価は変わりそうですね。
しかし、レグルスとラダマンティス。どこか似ている様な気がするんですが・・気のせいでしょうか。
>129話のアイアコス
一応、ファンブックかなんかのデータではアイアコスは三巨頭最強だったらしいです。
しかし…いつになったらシオンと童虎はサーシャ達に合流するんでしょうねぇ
復活されていたのですね、また毎週楽しみにしています。
レグルスはきっと親父に止められたり、ルネに縛られたり、輝火に火あぶりにされたりしているうちに黙って強くなってたんですよ。w
後、前々からストーキングしてたからとか。w
ラダマンティスとかちあった時にやたら怖い顔してたのはこの伏線だったんですね。
ここにきてカルディアの評価が変わるかもしれないのは喜ばしいことですよ!
>通りすがりさん
>シオンと童虎
すっかり存在を忘れていました…。
>狼林さん
お久しぶりです。
親の敵が目の前にいたらあんな表情もするってもんですよね。