
リクオたちが封印をせっせかと解いているうちに、一足早く羽衣狐の元へとたどり着いたぬらりひょん。神出鬼没です。隠神刑部狸のときもそうでしたが、お話の重要な部分ではぬらりひょんは必ずといっていいほど絡んできているような気がします。しかし、そうだとしても今回のこのじじぃの登場には驚きました。じーさん関東にいたんじゃないのかえ?
老け込んだとはいえ、あっという間に間合いをつめて羽衣狐と
くんずほぐれずの状態にまで持っていったぬらりひょんは、彼女に二代目を殺したのかをどうかという真意を問う。ぬらりひょんの中でも、羽衣狐が犯人であるという確証はあっても確信はなかったのかな?かな??
その問いに対する羽衣狐の答えは非常にドライなものなのですが、「そのような些事どうでもよかろう」と述べている割には、わざわざ関東に出向いてまで二代目を始末するのは何で何だぜ??
な~んか羽衣狐様とアクシズのハマーンさんが自分の中でダブるんだよなぁ…。
・閑話休題
そんな姿で「やるか」or「やらないか」と問われると、全くもって別な意味で捉えられてしまうから困ったものです。
そして…
真っ裸で威風堂々としている姿が素敵過ぎます。 すげえよ…まるで隠そうともしていないよ…。
ぬらりひょんが全裸の女の子と対峙しているその頃、若頭のリクオはというと…
側近とのフラグ絆を深めていました。 土蜘蛛との戦いが一段楽してからリクオたちの前から姿を消していた首無たちですが、そこはほら彼らにも色々あったわけで、決して「どの面下げていまさらのこのこと現れやがった」なんて悪態はついてはいけません。
側近として力に慣れなかったことを詫びる首無ですが、そのことを責める訳でもなく、自分の力が至らなかったばかりに部下に迷惑をかけたとするリクオの姿は、百鬼を束ねる長としての器を見せ付けてくれています。
全くもって初期の頃のリクオからは想像できない姿です。 そしてつららの惚れ具合も加速しているんだな。

羽衣狐が宿願とし、土蜘蛛が再戦を願って止まない「鵺」とは、陰陽師の代名詞ともなったあの安部清明。正直、ここで安部清明が出てくるとは意外でした。しかし、その設定は面白い!そして、花開院家は、安部清明の好敵手とされた道摩法師の一族ですから、羽衣狐と花開院家の因縁は自分が思っていたときよりも長いようです。こりゃあ、安部清明vs花開院家も十分ありえるな…。
羽衣狐の宿願とは、この安部清明を主として闇を支配するといったところか。しかし、清明の力がなくとも羽衣狐様のお力だけでも十分に京だけでなく、日本の闇を支配できるような気がせんでもないわけですが、より磐石なものとしたいといったところなのかな?かな?
続きが気になって仕方がありませんが、8月の試験が終わるまでは読むだけにしておきましょう。
・オマケ
ひざを着いた所か上半身が袈裟斬りにされているのに平然としている土蜘蛛さんがパネェっす…。
スポンサーサイト