すまん童虎。そのような結論に至るまで、幾分か論理の飛躍があるような気がするので、自分の中でいまいち腑に落ちないところがあるのだが…!! 童虎が述べていることを要約すると、「自分、不器用ですから」ということです。
童虎&輝火「地球は蒼かった…」 そんなことは両者は述べていない&ガガーリン氏も実際にはそんなことを言っていないとのお話もありますが、燃え尽きる前に成層圏を抜けてしまった童虎&輝火。目の前に立ち昇る太陽を見て、焼き鳥にならずにすんだ輝火は、「自分は何を求めていたのか」という原点回帰を果たす。
彼の回想では、お金を稼ぐためにストリートファイトに明け暮れていたようですが、それもこれも病気であった弟のためのようです。「太陽を浴びると肌がただれる」といったことを弟である翠は述べていますが、思いつくことといったら骨髄性プロトポルフィリン症か、光線過敏症とか。むかーし「世界まる見え」や、ドキュメンタリーで取り上げられたことがあるので、病名は知らなくとも症状がどんなものであるかは知っている人はいるのではないでしょうか?
まあ、そんな病気の弟がいたのにエックス線、紫外線などが遮断されていない太陽光を宇宙空間でモロに浴びている童虎&輝火はいったい何なんだろうと思ったりするわけですが、小宇宙(コスモ)がガードしてくれているんだよということで納得しておきましょう♪ 小宇宙(コスモ)…本当に便利な設定ですよね。
個人的には、かなりお涙ちょうだいなシーンです。 ら、らめぇぇ!そんな文章らめぇぇぇぇ!!
「守りたかった」、「お前の願いを叶えてやりたかった」と輝火は述べていますが、ただ単に彼は肉親に向けられる理屈のなき純粋な想いを持っていたに過ぎないし、それを支えとしてきたに過ぎないんですね。そして、弟を失ったときに絶望とともに支えを失い、新たな拠り所を求めて彷徨っていた。童虎が輝火を鳥に準えていましたが、正にその通りなんだな~と思いました。
他にも言葉で表せることがありますが、なんかこのシーンを見ていると何とも複雑な気分になるし、ふたを開けてみれば単純なことであったけれども、これ以上は言葉にして納得するよりかは、自分の感じ取ったことをそのままにしておきたいな~と思うしだいであります。うん。ここから先は言葉であらわしてしまったら、陳腐なものへと成り下がってしまう。己の感性で感じ取ったことをそのまま胸の中にしまっておきましょう。
これって…鳳凰星座(フェニックス)じゃね? 何かが吹っ切れたのか、それとも彼の中で答えは得たのか、今までの黒炎とは明らかに違う炎を身に纏いだしたようですが、いかんせんカラーでもないので違いがよくわかりません。ベヌウはギリシャ神話のフェニックスの原型となった鳥さんとされていますが、「死と再生」にかけて、「冥衣(サープリス)が聖衣(クロス)に生まれ変わった」とかいうウルトラC級な展開にもっていくつもりかこれは。ここまでは「まあ、ありかな」と思うわけですが、転生者が多い今作品で、「一輝が輝火、瞬が翠です」とかなったら流石にちょっと考えものです。それもやり方しだいですけどね。
それにしても童虎の足の位置おかしくね!?
童虎の首を鷲掴みする輝火ですが、感のいい皆さんならばこの先の展開は読めてますよね。
聖戦開始から続く二人の因縁がついに決着を迎えるようです。
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毎度立ち読みなんで、流石に立ったまま泣くのはあれだろ、と耐えていますが。w
冥闘士なのに、黄金の誰かが逝くっぽい気分にさせられました。
考えてみたら、冥闘士の中で唯一のレギュラーキャラですもんね。
輝火が太陽を忌み嫌っている的な描写がありましたが、弟が太陽の光浴びられないからか。
筆は折れるわ、台詞はあれだわでフラグ立ちまくりですが、何か今更ながら凄い死んでほしく無くなってきました。
裏切ると言うか、ふっきれた調子でアローン説得に回ってくれないかな。
そして自身は星となって冥王を見守ると。
輝火の弟は「翠」って名前ですよね。
一輝の修行地にいた瞬と似ている少女の名前が「エスメラルダ」といいます。
「エスメラルダ」にはスペイン語でエメラルドって意味があるんですがエメラルドを和名にすると「翠」玉になります。
つまり、輝火=一輝とするならば翠=エスメラルダとなるんです。
そしてエスメラルダは瞬に似ていることを踏まえると一輝が輝火、瞬が翠を暗示していることになるんです。多分ですけど
輝火とアルデバランの絡みを期待したんですが・・・
輝火と翠、テネオとサロ・・シンクロするのは気のせいでしょうか。
テネオの黄金聖衣も気になりますし。
それに、もし不死鳥ならこれぐらいでは逝かないような。
とにかく次回に期待。
読んでいて(´;ω;`)ブワッっとなりそうでした。確かに輝火は冥闘士の中では、初期からレギュラーとして登場しているんですよね…。
>よーぐるとさん
まあ、この流れですと童虎を魔宮に送り返して自分は…ということになりそうですよね。
>ALMIAさん
確証的なことがない限りは、つじつま合わせのこじつけ論やとんでも論は控えますが、二週間の間に色々と考えが膨らんでいきそうです。
>ジャガーさん
こちらこそはじめまして。
このままですと、黄金聖闘士が逝ったときと同様の感動を覚えてしまいそうですよねw