Stardust Revolution！！（旧星の海へ行こう！）

　彼の台詞を読んで感じたこと。それは心の奥底から湧き上がる黒い感情…。そう…しいて言うのならばこれは殺意だ。目の前に映っている人物へ向けられているのは殺意なのだ。


　初めてでした。雑誌を破り捨てたくなるような激情に一瞬でも駆られそうになったのは♪「感情を処理できない人類はゴミだ」と主張するとあるコスモ貴族主義者がいたものですが、彼の論では間違いなく私めはゴミくずです。しかし、理屈ではわかっていても感情では処理できない問題もあるのは事実。精一杯やせ我慢するために出てきた台詞ということは理解できるが、「これはない」と感じたのもまた事実なのです。
　しかし、今のハヤテを見ているとアテネの件で一度は雪解けた心が、よりいっそうが閉ざされてしまったような印象を受けます。前（未来）に進むどころか、より心を鈍感にしていくのではないかといった懸念が頭から離れません。「アテネとの件は彼に何ももたらさなかったのか」、「アテネが背中を押してくれたのにその意味を汲み取らなかったのか」。こんなことを思うからこそ今のハヤテの体たらくに失望しているわけですけどね。今は無理でも少しずつ未来に向かって進んで欲しい所です。


　しかし、そうか…やはりお主は額面通り「フラれた」と取ってしまったか…。





　ヒナに一抹の希望が残された瞬間です。


　告白の結果が気になってハヤテに恐る恐る尋ねてみたら、あっけらかんと「フラれた」といわれてしまったヒナ。力なく座り込んでしまいますが、限りなく勇気を振り絞った結果なのでそっとして置いてください。ヒナにしても、てっきり二人はうまくいったということを想定していたのでしょうが、ヒナやハムにとっては挽回のチャンス…というか告白のできるチャンスが残された状態です。うまく良くとかいかないとかは別にして。告白をするということ自体に意義があるのだよ！
　そして、ヒナがハヤテの口から「フラれた」と直接聞いた意義も大きい。人伝えに聞いたわけではないので確定情報であるといったことだけではなく、ヒナのこういった行動自体がということだ。勇気を出して一歩踏み込んだということなのですから。これが一歩一歩積み重なって「ハヤテに告白する」という1つの目的へと至ろうとしているわけです。うまく良くとかいかないとかは別にして。勇気を出して未来へと一歩ずつ踏み出していくことが大切なのだよ！

　そして、ハムもヒナから「ハヤテがフラれた」という事を聞いて、何かしらのイベントが起こるでしょうね。





　長かったGW編もこれにて完。わずか数日のお話を1年以上かけて連載されていたわけです。いろいろと不満もあれば素晴しいと思うこともありのお話でした。そして、この物語は絶対300話で完結しないと実感したお話でした。
　複線もありあり感が残っていて、結局何もわからずじまいだった所もあるわけですが、のら～りくら～りとこれからもいくのでしょうね。先週の話を読んで今回もアレならば本格的に止めようかと思いましたが、今回のお話で救われた部分があるので、何とかモチベーションは持ち直しました。というか上昇したので変わらず読み続けていきます。



　できれば、あのお方も日本に帰ってからのお話でも、変わらず登場して欲しいなぁという個人的な願望を残して終わります。






・オマケ



　DVDが…DVDがどこにも売っていないんです…！何処も入荷待ちなんです…！！プラモデルは買っているのにDVDだけがないんです…！！！マリーダさんに早く会いたいんです…！！！！



　・今週のヒナギクさん





　帰りの飛行機の中でもやはり同じか…。


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