先ほどまでのイチャイチャなど何処吹く風!!

見てください。このまるで捨てられた子犬のような悲しげな表情を!先ほどまでイチャイチャしていた相手から突然別れを告げられたという、天国から地獄へと真っ逆さまな状態に叩き落されれば、そりゃこんな表情もしてしまうのも仕方がないというものです。
アテネから突然別れを告げられ、取り付く島もない状態ですが、しかし、これはハヤテ本人が招いたことなんだな。本人は無自覚&全く気がついていませんが、全てを見通す神の目線を持つ読者はちゃ~んと見ています。主人公なのに流されっぱなしです。そして主要な選択肢の主導権はヒロインたちにあります。
あ~ら不思議。見方によっては、哀れな子羊を許す偉大なる女神様の図に目に映ってしまう。 ハヤテがもう1つ述べたかった言葉は「ごめんなさい」という謝罪の意ですが、これは全てアテネが用意した与えられた選択肢と与えられた演出。ハヤテはそれに乗っかっているに過ぎない…。この二人のイベントの主軸(選択肢の主軸ともいえる)がいったい誰にあったかと考えれば、それはおのずとわかるかと思います。彼が自主的に選択肢を選んで行動を起こしていたのならば、主導権は彼にあり、また、もっと違ったルートに進むこともできたことでしょう。

ここまでのアテネ編を読んでいて思ったのですが、一連の流れを穿った見方で捕らえるのであれば、今までハヤテがアテネを助ける為にとっていた行動が贖罪に起因するものであり、また、彼がずっと背負っていた罪もアテネから許しを得ることで解消したが、アテネから別れを告げられたことによってまた新たな罪というか咎を背負ったように思えてしまう。
そしてこのことは多分、恐らく長く引きずることになり、それはまたも彼に暗い影を落とすことになるであろうし、何よりヒナが自分の気持ちを押し殺して後押ししたことや、伊澄が身体を張って共闘してくれたことの意義が問われる。アテネとの間の決着は確かについたが、結局の所、「ハヤテ自身が得るものは何だったのだろうか」という疑念だけが残ってしまった。
いったいハヤテの主体性って何処にあったのでしょうね??→
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なんだか今回のサブタイトルにまでなってるけどムキになってスルーするぜ!
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・・・・・・・。
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