
彼に呼応するかのように集った聖闘士の魂をひとつの力を形作る。それは、かつて彼の師であるハクレイがヒュプノスとの戦いで使った積尸気転霊波。一度も本編で使ったことのない積尸気を扱うシオンですが、ハクレイの弟子だったので積尸気の扱いも多少は心得があるのやもしれませんね。後は転霊波に至るまでの過程が何故できたのかは、ここに集った聖闘士たちが力を貸したとか、
気合で何とかしたということで納得しておきます。理屈を考えるんじゃない!彼らの想いを感じるんだ!!
神であるヒュプノスでさえ倒しえた規格外の必殺技・積尸気転霊波を前に驚愕をあらわにするルネ。先ほどまでの余裕はどこ吹く風…
あまりの動揺っぷりを見せたせいで一気に小物臭くなってしまいました。 しかもこの反応は死亡フラグだ!
マニュアル人間という言葉がありますが、彼にとっては、自身が書き記した書物に記載されていないことは対処できないようです。想定外の事態にとても弱いんだな。「見よう見真似で出来る技ではない!」と叫んでいますが、今目の前で起こっている事態を目の辺りにして、現実に目を背けて必死に否定的しようとしている姿はいかにも人間らしいです。まあ、この技を間接的にでも知っていれば、その恐ろしさも理解できるというものです。
過去問は解いていたけど発展演習はこなしてこなかった天英星バルロンのルネ。 全てが書き記された全能の書(ルネ談)を持ちながらもなす術もなくに積尸気転霊波に呑まれるルネ。そもそもその書は、過去の出来事は余すことなく書き記されて入るが、未来のことは書き記されたわけではありませんよね。全能の書は預言書ではなかったのだよ。敗因はそれを見誤ったことと、その書を手にしたいたことによる慢心。
そして全冥闘士共通の驕りです。ホント、ツメの甘い奴らだよなぁ…。

ルネとの戦いを終え、無事に氷結地獄から魔宮へと戻ってきたシオン。この戦いはシオンにとっては、恥ずべき過去への決着と新たな決意を抱かせることとなった重要な出来事だったのではないのでしょうか。この戦いがあったからこそ、彼は後に師であるハクレイや前教皇(正確には前々)であったセージと同様に長らく聖闘士たちを導いていく教皇としてその役目を果たしていくこととなったのではないかと考えます。
歴代の聖闘士たちの想い、悲願、無念などを託され、またそれら全てを背負って後続の聖闘士たちへと紡ぐ為に鎹となることを決意した彼が教皇となるのは必然だったのかもしれません。

そして長い刻を過ごしていれば、かつての仲間たちに想いを馳せる事もあることでしょう。そのときはほんの少しでもいいので…
たまには、アスプロスやデフテロスといった聖闘士がいたということも思い出してやってください。 「既に先に逝ってしまった仲間たち」の中にも、「今生きている仲間たち」の中にも含まれていない双子座(ジェミニ)の聖闘士。「今生きている仲間たち」の中にちゃっかり童虎がいるのに全くその存在を確認できません。
恐らく、アスプロスは生きているものと思われますが、シオンの中では二年前に反逆を起こした咎人として処理され、デフテロスは童虎が記憶を改ざんされてしまったのでこの聖戦に参加したことも誰一人として知らないのかもしれません。人知れず逝ってしまった聖闘士です。
彼らも…彼らも聖闘士として戦ったんだ…!同士討ちばかりだったけど!!彼らも聖闘士として戦ったんだ!!!
一方その頃。次の魔宮の地へとたどり着いたテンマたちは、天暴星ベヌウの輝火と対峙する。地球(テラ)の魔宮が跡形もなくなって瓦礫と化していましたが、
恐らく輝火がぶっ壊したと思われます。そしてそろそろ童虎が登場か!?
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積尸気が使えるならなんでスターダスト~を編み出したんだろうか・・・
上から2枚目の画像のシオンがギャラクシアンエクスプロージョンを放とうとしているようにしか見えないなぁw
それにしても「積尸気」の名前が出るたびに未来のカニのだめっぷりが思い出されます。
シオンの中では双子座の存在ってなかったことになってるのかな。
エスクラメーションの時も数に入れてないし。
転霊波、一代につき一回しか撃てないとか想像してたんですが、いくらでも撃てるのか。
それにしても、ヒュプノス倒した技食らわせるって何か凄い通り越してひどいような。
輝火、出てくるの早!!
童虎が相手になりそうだけど、それだとアテナの聖衣も来ちゃうから展開早過ぎるような気がするんですが。
テンマが相手して、先送りとか?
そう言えば、まだ相手は二人目ですけど、宮は三つ目なんですね。
更に、次の宮も居ないから案外すぐに終わっちゃう?
そして、死亡リストにユニコーンがいない!
ヤト復活フラグ立ちましたね!!
ルネ・・・いや、そこは「出来る技ではない」とかタカを括らないで素直に避けようよ、タメでかいんだから。
>積尸気が使えるならなんでスターダスト~を編み出したんだろうか
今回は歴代の聖闘士が助力したから使えただけであって、シオンには本来は積尸気を技として使えるだけの才能は備わっていないと私は解釈しました。
>マウスさん
>それにしても「積尸気」の名前が出るたびに未来のカニのだめっぷりが思い出されます
マニゴルドはなんだかんだいっても師匠思いで、聖闘士としての役目を果たしているだけになんともいえないところです…。
>狼林さん
>童虎が相手になりそうだけど、それだとアテナの聖衣も来ちゃうから展開早過ぎるような気がするんですが。
>テンマが相手して、先送りとか
テンマがしばらく相手をして、童虎が登場するといった展開だと自分は踏んでいます。そして、アテナの聖衣があっても現在サーシャは人の身なので装着できないと考えています。
>名無しさん
>きっと冥界から魂運ぶのに積尸気が必要で、シオンが転霊波を使えたのはすぐ後ろにお亡くなりになったセイント達がいたからだと思うんだけどなぁ
私もそのように考えています。ただ…
>そして、死亡リストにユニコーンがいない!
>ヤト復活フラグ立ちましたね
あのシーンは、「聖闘士の仲間」ではなく、「黄金聖闘士の仲間」のことであると思うので、それは早合点かなと思います…。
>かれえるーさん
ルネのやられ方もある意味王道であるかと思いますw
>ALMIAさん
>ヒュプノスのあっけなさの方が目についてしまったから
私もそっちばかりに目がいっていましたwタナトス戦が壮絶であったし、敗れたタナトスに対してヒュプノスが「人間を甘く見ていたからだ」とか何とか述べていたので特にw