
九州奪還戦で今度こそ一区切りがついたと思いきや、主戦派がクーデターを起こした東京動乱編から、今度は青森を主戦とした新たな戦いへと舵を切った榊ガンパレ。4ヶ月連続刊行されるのは読者としては大変嬉しいが、書き手である榊涼介先生の体調が気がかりである。
九州撤退戦で原作の内容は書ききっているために後の山口防衛線以後はオリジナルストーリーだというのだから驚きだ。個人的には、既に榊ガンパレはライトノベルという範疇を超えて、空想戦記物として位置づけています。それぐらい読み応えのあるものです。
登場人物が多すぎて、時たま「誰だっけ?」と思うことが玉に瑕ですが、それでも誰一人として記憶の奥底に埋没していないのは、それぞれのキャラクターのコミュニティに毎回エピソードがきちんと付随しているからなのでしょう。合田小隊や紅陵女子α小隊のエピソードは大好きです。しかし、合田少尉め…橘という可愛い娘に想いを寄せられているとかなんて幸せなやつなんだ…!
『九州奪還0』で終わるはずだった榊ガンパレ。出版される限りは読み続けていきたいシリーズです。
ここいらでファンブックでも購入するとしますか~。
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