Stardust Revolution！！（旧星の海へ行こう！）

　そんな荒れに荒れていたという阿久根。中学時代は誰しも親に対してだけでなく、反抗期でちょっと悪いものに憧れるあるもの。反抗の矛先は、親だけでなく周りを取り巻く環境、社会やシステムなど反社会的な行為へと時として向けられます。ある意味一番タチの悪い年齢層です。何故ならば、未成年者は保護されるべき対象とされているので、犯罪を犯しても更生の余地ありとのことで刑が軽減されるからねぇ…。あ、因みに未成年者が売春をした場合、それを買った大人が刑事罰に処されます。売ったほう（未成年者）は刑事罰はありません。例外はありますけどね～。学生のときにこの手の研究をしたとき不思議でしょうがなかったよ…。
　とまあ話を戻しまして。有機無機を問わず破壊活動を繰り返していた阿久根ですが、何も無差別にという訳ではなく、とある人物のオーダーを受けてのことだったということ。そのとある人物とは、かつてめだかが改心させられなかったという球磨川その人。阿久根の通り名である「破壊臣」とは、「臣下」の「臣」からとったもののようです。畏怖の意味では、阿久根は球磨川生徒会長の忠実な臣下。侮蔑的な意味では、球磨川生徒会長の忠実な犬ということです。





　しかし、そんな阿久根でも破壊できなかったのが、後に心酔する相手でもある黒神めだか。毎日毎日破壊活動という名の暴力行為が続きますが、全く意に介さないめだかでしたとさ。しかし、怪我など直ぐに完治してしまうめだかが、包帯で身体をぐるぐる巻きにしているのはなんでなんだぜ？？この頃は治癒能力はあまり高くなかったなんなのかはさっぱりわかりませんが、少なくとも阿久根の株を落とすことだけには成功しています。
　そんなたった一人の中学一年生（身体は大人な）であるめだかを破壊できないとのことで、次第に阿久根の株は下がりに下がり続け、ついに凋落する日がやってきました。そしてそれは、今まで阿久根に対していい感情を抱いていなかった同士を纏め上げ、彼を今こそ討ち取らんとする救世主の登場を意味していました。



　その救世主とは…







　阿久根に引導を渡すことで中学デビューを果たそうとしていた人吉善吉でした。



　なんとわかりやすいグレ具合！幼馴染であるめだかへの数々の暴行に立ち上がった善吉。阿久根に「俺の幼馴染を～」と述べて制裁を加えんとしていますが、何故一度目のめだかへの襲撃があった後に直ぐに立ち向かっていかなかったのか不思議で仕方ありません。

　ここら辺のグレかかっていた原因は、真黒の言葉に起因があるような気がしますがスルーしておきましょう。



　そんな既に虫の息であった阿久根のピンチを救ったのは、他でもない阿久根が執拗に破壊活動を繰り返していためだかでした。

　ですが…






　どう考えても精神的な止めを刺しにきたような気がしてなりません。


　阿久根を前にして「弱い者いじめ」と述べるめだかですが、結構これは屈辱的なものなのではないのだろうか？今まで阿久根がめだかに対して行ってきたことを、めだか本人が気にも留めていないようなそぶりだったのは、「弱者がちょっかい出してきている」程度の認識だったと解釈できるからです。プライドズタズタです。敵としても対等な存在としても認識されていなかったということです。「めだかは人間が好きだから」といった事情を知らなければ、これほどの屈辱的なものは無いかと思います。


　見当違いなめだかの性善説を説かれた阿久根でしたが、彼にとってはすがるに値するものだったようです。そして彼はめだかに心酔していくことになったとさ。





　と、ここまでが阿久根の見た走馬灯だったということで、何とか首チョンパを免れたわけですが、めでたくめだかたちと分断されて孤立無援になったわけです。そんなぼっちとなった阿久根にわくわく実験動物ランドへと招待した＜十三組の十三人＞の名瀬と古賀。


　正直こっから先がどういった展開になるのかが全く予想できません。







　けしからん！実にけしからん格好とおっぱいだ！