・小林未来(みく)
家事全般をこなす&しっかりものの万能小学生。これは、母親が家事がぜんぜん駄目&天然であるが故のことであろう。そんな彼女に、母親が再婚したいとの旨を伝え最初は、「ママが望むのであれば」と一度は了承したが、その母親が連れてきた父親候補が19歳の青年と知って大反対。そしてそこからこの物語は始まるわけですが、何かにつけて智則につれない態度をとる未来は、実は恥ずかしがっているだけだというのが見え見えです。

恐らく、生まれてから父親がいなかったというのもありますが、歳が離れているとはいえ、「父親」と呼ぶには抵抗がある智則とどう向き合っていけば良いのかわからないんだろうな。未来は、智則を「お兄ちゃん」や「身近な異性」として捕らえているように見受けられます。いや、彼女は小学生ですが、妙に大人びているところがあるので心境は複雑ですね。
・妙に大人びている(おませな)未来の図。
・小林穂乃香
スタイル抜群で看護師といった
漢にとっては夢のような設定の天然の母親。そのスタイルと時たま除かせる色気で
一回りも離れた智則を毒牙にかけ、旦那さんとして迎え入れようとする。
家事は壊滅的に駄目。10歳の娘である未来(みく)に家事全般をやらせていることについて疑問を持ったのはつい最近というだめっぷりをみせるがなぜか憎めない。個人的には、現実(リアル)での天然というキャラクターは、万死に値するような存在であると考えているが、こんなママさんならありかなと考えてしまうあたりに、男とは単純なものだと実感してしまうものです。
・戦闘力108でナースな穂乃香さんの図


本人曰く、小児科の子供達と話を合わせるためという名目で特撮番組を欠かさず視聴しているが、智則とのデートではデパートの屋上で開かれる特撮ショーに足を運び、おもちゃ目当てで映画館に行ったりとしているところを考えるとただ単に本人が好きなだけなようです。しかし、そんな子供っぽい一面を見せる穂乃香も娘の前では母親らしい顔をのぞかせ、未来のよい理解者となっています。
だが、タンスの奥に封印されていたセーラー服を着ることに関しては理解は得られなかったようです。 ・セーラー服姿の穂乃香さんの図
・藤原智則
眼鏡を外したらイケメンというお決まりの設定を持つ大学生と小説家の兼業家。児童養護施設育ちで元々は野良猫のような気難しさを持った人物だったそうだが、穂乃香によって骨抜きにされたようです。いったい何があった…。その骨抜きにした当人である穂乃香曰く、
「まだ若いけど物腰は年寄りくさく、枯れている」とのこと。小林家に居候するする前に手放したが、ナースもののエロ本を持っていたあたり、ナースな穂乃香の毒牙にかかったのもある意味必然といえる。そして孤児であったがゆえにマザコン気質であったというのだから詰みです。

最初は未来に認めてもらおうと無理をしている姿が目立ちましたが、最近は自然に接しているように見受けられます。そしてそれが、
未来のフラグを立てているようにしか見えないものだから不思議なものです。このままだと
親子丼ものになってしまいそうですが、本人も抜けているところ&純粋なところがあるためそんなドロドロとした展開になるようなことは決してないと思います。むしろそんな流れになったら伝説に残る。
未来の第一印象は、「泣かせたくなるタイプ」とのことでしたが、今では彼女のほうが心を乱されています。そして、年下の女の子(幼女)にも大人気お持ち帰りしたくなるような可愛さだそうです。
・テイクアウトをオーダーされる智則の図

その他にも、児童養護施設時代に智則の
調教役姉分であり、自分の小説の編集者である静音、未来の同級生である健太などが登場していますが、それぞれがいいキャラクターですので、見ていてあきません。
特に静音のドSっぷりとか! 『ぱぱこん』は、現在
月刊コミホリで15話まで無料配信されていますので興味を持った人はご一読あれ。個人的には、メッセージペーパー欲しかったなぁ…
バニー姿の穂乃香さん見たかったなぁ…!! あ、でもカバー裏の穂乃香さんがいるからいっか!!
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