・ディケイド編 
世界の破壊者となって次々とライダーを抹殺していく士。映画の最初の犠牲者として、スカイライダーが
スピーディーな戦闘描写の演出のために葬られ(ファイナルアタックライドのフォーミングは凄かった!)、よくわからんうちにクロックアップで討ちのめされ、カブトと一緒に抹殺されたスーパー1。まがりなりにも正義の味方なのに巨大ライダーと化して、ディケイドを踏み潰しにかかるという
ライダーにあるまじき行為をみせたライダーJが、ユウスケをまきこんで爆死。
というかディケイド強!TV版なんか比べ物にならないくらい強い!!
映画が始まる前から既にライダーたちを抹殺しているようで、倒されたライダーたちはカードに変えられ士の手元に収められていましたとさ。しかし、ブレイドと龍騎が倒され、「残りのライダーは俺一人になってしまった!」と述べていたユウスケですが、夏美が変身するキバーラやW、スカル(何故かシルエットだけのカードは士は持っていた)はカウントされていなかったのは何でなんだぜ??
紆余曲折を経て、それぞれのライダーの世界は守られ、スーパーショッカーとの最終決戦に向かう士、海東、ユウスケ、夏美だが、TV本編の根本的な謎が全く明らかにされていないので、喉に何かか引っかかったようなむずかゆさが残ったままディケイド編が終了。Wへと移行します。
・W編
「ガイアメモリを仕事で使わないのがポリシーだったんだがな…」 正直言って、おやっさんがカッコよすぎて
翔太郎の脱☆ハーフボイルドの話が霞んでしまった感が否めない。
第1話の冒頭シーンの前に何があったのか語られる『ビギンズナイト』。鳴海探偵事務所に「死んだ姉を探してほしい」といった、
風都でなければ門前払い&依頼者は病院へ連れて行かれそうな調査依頼が舞い込む。「死んだ者が蘇る」といった噂が風都で囁かれているわけですが、もちろんこれはドーパントの仕業。自らを「死の世界の支配者」と称するデス・ドーパントですが、自称している時点で小物臭さプンプンです。
突如として現れたおやっさんにポコポコにされ、探偵として駄目だしされ、すっかり意気消沈した翔太郎は、
おやっさんの供養をかねて始まりの地に降り立つ(てか、あのビルが建っていたのは孤島だったのか)。そこであの夜の出来事が語られ、おやっさんは、実はライダーに変身できました&フィリップの名付け親だったとかそんな新事実が明かされる。しかし、登場したてのフィリップは何というか世間知らずの生意気な小僧だったんですね。そして、彼の「悪魔と相乗りする勇気はある?」のセリフがどういった意味を持つのかがよくわかった。
事件の首謀者であるデス・ドーパントを追い詰めていく中でディケイドたちと合流。ディケイドの最終決戦はWの世界で行われていたんですね。
はた迷惑な話です。・W&ディケイド
究極の生命体が生み出した怪人が、いくら強いとはいえ、ディケイドによって
最強形態に変身した平成ライダーたちで、よってたかって集団私刑(リンチ)するのはど~よ?しかも、それぞれの持てる最強の必殺技を次々と浴びせて仕留める姿に疑問を挟まなかったのは、
大きなお友達の中にはいなかったはずだ。 スーパー死神博士と蜂女の遺伝子から作られたネオ生命体もキモいの一言。最終的にはディケイドとWによって倒されるわけであるが、及川奈央が蜂女を演じているためか「スーパー死神博士と蜂女の遺伝子から~」といった件に
言い知れぬドキドキ感を覚えてしまいまうのは仕方のないことだと思います。広瀬アリスもけしからん格好だった!!
…ごめんね駄目な大人で…。
結局、ライダー大戦が終了しただけで、士はどこから来たのかなどわからぬまま「俺たちの旅は始まったばかりだぜ!」的な終わりを迎えたディケイド。いつの間にやら海東がいい顔で仲間に加わって、士たちと新たな世界へと旅立っていきましたとさ。
彼らは無職(住所不定付き)のままで世界を渡り歩いていくことでしょう。 そしてWも「まだまだ始まったばかりだ!」的な締めでしたが、こちらはまだ放送中なので致し方ありません。最後に新たなライダー・アクセルがその姿をみせますが、相変わらず新ライダーって初見は
「ダサい」の一言です。
世界の融合とそれに伴う破壊は何故起こってしまったのか、最初に士に接触してきた渡とライダー大戦の世界で出会った剣崎はオリジナルライダーだったのは解ったが、ディケイドに出てきたキバやブレイドはなんだったのか、鳴滝がこれまで述べていた数々の意味深なセリフなど、数えたらきりがない
複線がま~ったく明らかにされていませんでしたとさ。先の映画の設定が受け継がれているのか、ディケイドもWも顔見知りのようになっていました。
ゾル大佐となった鳴滝のおっさんが「ディケイド!お前は何なんだ!!」と叫んでいましたが、このときばかりは「通りすがりの仮面ライダーだ」と決まり文句を言う士に
軽く殺意を覚えたのは言うまでもありません。そして鳴滝のおっさんも最後まで何者なのかはわからなかった…。
仮面ライダーの映画に初めて映画館に足を運んだわけですが、なんともいえない微妙な気分で終わってしまいました。
まあ、最後に出てきたおやっさんが渋かったからいっか!
そんなおやっさんが変身する仮面ライダースカルですが、
魂ウェブ限定でS.H.フィギュアーツとして予約されています。
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ディケイドと戦うことでまた存続できるようになったという渡の説明で
一応は諸々の謎におおまかな答えは出たような
Wとかが戦わなくていいのは物語がまだ終わってないからということで
鳴滝とかはもうどうしようもないけど
>一応は諸々の謎におおまかな答えは出たような
なんか腑に落ちないところが多かったので…。
前回の映画の設定も継続していると考えれば色々とつじつまが合うところがありますね。
>Wとかが戦わなくていいのは物語がまだ終わってないからということで
現実(リアル)な問題と絡めても納得しましたw
>鳴滝とかはもうどうしようもないけど
彼が一番の謎ですよね。彼はいったい何者だったのでしょうねw門矢小夜と同じ能力を持つ者だったんですかねぇ…。
栄次郎と琉兵衛の絡みもあるし、最終決戦だけじゃなく今回の映画のディケイド側の舞台もWの世界だったのかも
オーロラの移動のせいで分かりづらいですが、少なくとも写真館があった世界がWの世界なのは間違いないと思います
案外、TV版第1話にいた夏海の世界=Wの世界なのかな~とかちょっと想像してみたりもしましたが
流石に飛躍しすぎですかね
ドラスに関してはある一定のラインを越えた世代のお友達はRXでのグランザイラスで
歯痒いもどかしい思いをしているようなので、あれでむしろスッキリしたのではないかとw
あれ?てっきりお名前の由来はこれかと思ったのですがw
>最終決戦だけじゃなく今回の映画のディケイド側の舞台もWの世界だったのかも
そう考えると納得できる部分があるのですが、栄次郎と琉兵衛は旧知の仲だったようなお話もありますし…う~ん…。
>ドラスに関してはある一定のラインを越えた世代のお友達はRXでのグランザイラスで
歯痒いもどかしい思いをしているようなので、あれでむしろスッキリしたのではないかと
それは大いにあると思いますw