杳馬がきっかけだったとはいえ、アスプロスの行いが免責されるわけではない(キッパリ)。 アスプロスは杳馬に言葉巧みに近づかれ、一瞬の心の揺らぎに付け込まれたということか…。幼い頃の彼が杳馬の言葉にあれほど激しく動揺したのは、やはり心の中でデフテロスに対して少なからずプレッシャーを感じていたからなのかな。デフテロスが力をつけてきているシーンを見て、疑念が強まったところを付け込まれたと。そしてそれがきっかけで、アスプロスが段々と闇に染まっていき、ついには聖域を巻き込むほどの騒動になっていくことになり、最終的に兄弟のどちらかが倒れる骨肉の争いが起こってしまいましたとさ。全ては杳馬の戯事が発端です。
しかし、幼い頃のアスプロスも杳馬のような不審者に警戒心を抱かなかったんですかねぇ…。まあ、
ピンチになったら上半身をおもむろに脱ぎだす天秤座の人や、
捕虜をいたぶる蠍座の男、
ロリコン疑惑が出ている次期教皇候補だった射手座の男など、聖域(サンクチュアリ)には、
不審者とそう大差がない素敵なパーソナリティを持つ人たちが若干名存在しているので、今更シルクハットにタキシードを着込んだ人物がうろついていてもなんら疑問には思わないか!
いや、実際問題としてそれじゃ困るんですけどね…。

自分たち兄弟の運命を戯事で狂わされたと知ったアスプロスは大激怒。それはそうです。杳馬の「何でいきなり切れちゃうかな」と当事者でありながら本人を前に
すっとぼけた態度と口調、別にアスプロスたちに介入したのは特に深い意味はなかったと知れば誰だって怒りますがな。
しかし、仕掛けようとするアスプロスを杳馬はマーベラスルームで迎撃。ギャラクシアン・エクスプロージョンでさえ止めた驚きの技ですが、
ネーミングセンスも驚くほどありません。 ひとたび足を踏み入れれば、量子レベルまで分解されてばら撒かれてしまうという
びっくり部屋へと誘われてしまったアスプロス。ですが、彼は恐らく生きている…!じゃないと色々とデフテロスが浮かばれません。デフテロスが貫いたのは杳馬の落とした闇の一滴だったのかにゃ~?
マーベラスルームを発動しているときの杳馬がなんとなく腹立ちます。 さて、アスプロスをマーベラスルームへとご招待し、その存在を消した杳馬ですが、アスプロスを葬ったのもつかの間。彼に新たな敵が立ちふさがろうとしていました。
それは…
彼の上司(ハーデス様)です。
なかなか難しい注文をつけてくれます。
前線に出ようとする杳馬に「テンマとアテナを葬るのは自分の手でやることだから消滅させることは許さん」と釘をさすハーデス様。正直、そんな悠長なことを言っていたら部下が返り討ちにあってしまいそうですが、
自分の宿願の前では、部下の命など些細なことのようです。上司が選べないというのは辛いものだといういい例です。
杳馬が断ろうものならば、その場で彼を
斬殺してしまいそうな雰囲気をかもし出しているハーデス様ですが、こんな姿を見たらまたパンドラ様がヒステリックな反応を起こすのは間違いありません。そしてそんな彼女も、
ヌレヌレのスケスケ姿を晒してからというもの行方知れずになっています。カムバック!パンドラ様!!
因みにヌレヌレのスケスケ姿のパンドラ様は17巻で拝むことができます。本日購入してきました。レビューは後ほど。

待ってましたとばかりにステージへと急ぐ演出家・杳馬。親子の対面となるようですが、まずテンマは杳馬のことを知らない。しかし、杳馬はほんとテンマとそっくりですな。
冥闘士は、冥衣によって身体を造りかえられる筈なのにね!!
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自分も全く同じこと考えましたがね。w
杳馬、その内ところがギッチョン!とか言いそうな顔してる。
テンマ、孤児だったのは親父に捨てられたからかな。
それとも杳馬は死んで、冥闘士として蘇った?
アスプロスは、俺の自我は量子化できん!!とか言って復活しそうですね。
台詞からして、天馬星座の父が冥闘士になったのは偶然みたいですが。
>杳馬、その内ところがギッチョン!とか言いそうな顔してる
ヒロシ…もといサーシェスですかw確かにヒゲ顔やら、あの一見ひょうひょうとしているが、油断ならない所は通じるところがあるように思えます。
>雑兵さん
>親父が冥闘士に目覚めて、どっかに行っちゃったからですかね
私も今のところこの線だと思います。
>天馬星座の父が冥闘士になったのは偶然みたいですが
「現世で天馬星座の父なんて俺はついている」ということを鑑みても偶然ですよね。しかし、ハーデスといいアテナといい、随分と偶然が多いですよね。