
先ほどまでのアテネの葛藤は何処吹く風。わりとすんなりとハヤテと会話が進んでいる事にちょっとした違和感を覚えた。ホント、先週までのアテネの心理描写は何だったんだと思わせてくれます。
ところが、話が進んでいくにつれてアテネの様子に変化の兆しが見え始める。
黒くほの暗い小宇宙(コスモ)を彼女の内から感じますが、当のハヤテは全く気がついていません。ハヤテはアテネに伝えたい事がいっぱい&彼女を安心させようと明るく振舞いますが、それがかえって逆効果&どんどん悪い方向へ進んでいます。
読んでいて「こりゃ不味い…」とか口に出して、ヒヤヒヤする展開になるだろうなと感じていましたが、それが最も悪い形で現れてしまいました。
この物語のラスボス的な存在として生まれ変わったアテネ。 そしてお久しぶりキング・ミダスさん。ロイヤルガーデンの棺からいなくなっていて、何処で油を売っているのかと思ったらそんな所に居やがりましたか。HI☆KI☆KO☆MO☆RIは止めたようですが、今度は天王洲さんにパラサイトですか。
なるほど。天王洲さんが時々苦しんでいる描写がありましたが、あれは貴方が外に出ようとしていたのを彼女が必死で留めていたからであって、持病とか王玉を求める理由とかそんなではなかったということですね。それにどうやら天王洲さんの意識をも乗っ取っているように見えるのですが、そーですかそーなのですね。全く困った亡霊さんですね♪
以上の発言をマリアさんボイスで再生してみると背筋が冷たくなるのは何でなんでしょうね?? ある意味マリアさんもダークサイドに身を置くキャラだからか…。
あ~それにしてもアテネのラスボス化―ロイヤルガーデンで再びミダスに憑依されて…とは考えていたが、このタイミングでくるとは思いもしなかった…。

ハヤテのピンチに通りすがりの仮面ライダー的なセリフとともに登場した伊澄&咲夜。関係ない話をしますが、
ヒーローってなんで住所不定無職が多いのでしょうね? 正義の味方は働かないってか??
相手が亡霊であれば、伊澄が相手をするのが適役なのですが、正直の言ってなんだかちょっと水を差された…とうか話の腰を折られた感じがするのは何でなんだぜ??
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でもこれでハヤテのやる事は決まったようなものですね。
ナギの為に王玉を守り、その上でアテネをミダスから開放するという事が。
それにしても伊澄達が通りすがりの仮面ライダー風な
セリフで登場するとは思いませんでした。
悪霊とかには「悪霊の破壊者」とか噂になっていそうな気がします。
そしてナレーションが「悪霊の破壊者伊澄、彼女はいくつもの世界を迷い、その瞳は何を映す?」とか
言い出す気がします。
>ナギの為に王玉を守り、その上でアテネをミダスから開放するという事が
ハヤテは非常に困難な道を進もうとしていますよね。
>「悪霊の破壊者伊澄、彼女はいくつもの世界を迷い、その瞳は何を映す?」
ぴったりと当てはまりますね。流石台詞回しなど使い勝手がいいディケイドです。