
ハヤテがマキナにフルボッコされている頃。一人帰路についていたヒナ。静かな所で一人で寂しくいれば、先ほどあったハヤテとのやり取りが反芻されて、どんどん思考がマイナスに進んでいき気分も沈みこんでブルーになっていくものです。
しかし、西沢さんのシャワーシーンに続いて今度はヒナの入浴シーンか…。

「積年の想いは報われなければならない」という考えには納得というか、賛同できる点がありますが、では自分が当事者だった場合、「それで納得できるのか?」というまた別の問題が絡んできます。さらには、「人の想いは年数によって決まるものなのか?」とか、「想いを遂げるには順序があるのか?」ということもある。人の想いが効率的に頭で理解できるorコントロールできるのならば、そもそも<恋愛>という事柄は成立していないのではないかと。
今のヒナを見ていると、とりあえず自身が納得できる都合のいい答えor解釈を探して、そこに逃げ込もうとしているように思えます。「失恋して傷ついているヒナに対して追い討ちをかけるようで酷い!」という方もいるかもしれませんが、そもそもヒナは、ハヤテの想いが誰に向けられているかを知っただけであって、自分に対してどういった感情が向けられているのかを把握していない――つまりは、告白していないので、ハヤテが自分をどう思っているのかさえしりません。
――気持ちを伝えていない状態なのに諦めるのはまだ早い。
――気持ちを伝えていない状態なのに失恋したと判断するのも早い。
途中で諦めて後で「ああすればよかった」、「こうすればよかった」と後悔するくらいならば、今の自分にできる事を精一杯やれるべきことをやって、それでも駄目だった場合は、仕方がないと諦めがつく。 最初は哀しむだろうけど、後できっと「いい思い出だった」と笑いながら語れる日が来ることでしょう。我もヒナが笑顔でいることを望みます。

そんな彼女がとりあえず今できる事は、美希が言うように「この旅行を笑顔で終わらせる」事。美希もヒナが大好きだからこそ笑顔でいて欲しいと思っていることなのでしょう。しかし、美希はヒナのことをよく見ている割には、彼女の気持ちが誰に向けられているのか――好意がハヤテに向いている事を気がついている描写が皆無ですね。彼女が介入すれば話がこじれるというか、全く違った話になりそうだからあえてそういった描写が含まれていないのですかね??
今回の旅行は、それぞれが楽しかった思い出を携えて、笑顔で無事に帰国することが一番ですが…
笑顔どころか存命すら危うい人物がいるのをお忘れなく。 返事がない。ただの屍のようだ…。
・今週のヒナギクさん

今回、やけに肌色成分が多い記事になったのは気のせいです。
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向きかけてるのはヒナ祭り祭りや地雷除去の話を鑑みれば、察しているのは間違いないのですが、気付いているかどうか…それはあえてぼかしているのかなぁと思います。
誰かが美希にその事を問うたならば、しれっと「知ってるよ。何年一緒にいると思ってるの」くらい言ってのけそうです。
察しているが為に、ミコノスで過剰なスキンシップ等の強行手段に出ている可能性も…!
>それはあえてぼかしているのかなぁと思います
やっぱりそんな感じなんですかねぇ…。
>誰かが美希にその事を問うたならば、しれっと「知ってるよ。何年一緒にいると思ってるの」くらい言ってのけそうです
確かに彼女ならばこのような反応をしても違和感がありません。