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『ガールフレンド』4巻感想
ガールフレンド 4 (4) ガールフレンド 4 (4)
外薗 昌也、別天 荒人 他 (2006/09/19)
集英社
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 初期は読みきりとしてYJで掲載されていましたが、いつの間にやらシリーズ化しちゃいました。別天荒人さんの絵はわりと好きなんですよね。画集が出ているのですが、買おうかどうか本屋の中で迷った記憶があります。そんな別天荒人さんが作画する『ガールフレンド』。その四巻です。
 
 タイトルからわかるように、基本的に男の子から見た女の子(もしくは彼女)のお話が各話読みきりであります。しかし、実は女の子の視点で物事が進んでいって男の子が振り回されていたなんてこともある。最終的に男の子が折れるなんてことが多い。たまにリアルな話や重いテーマも含まれていたりしますが、読んだ後、後味が悪くなるということはあまりないです。それもひとえに、作者である外薗昌也さんと別天荒人さんの絵のなせる技。外薗昌也さんの物事のひねくれた見方は感心します(いい意味です)。こんなにも屈折した見方ができることに驚きです。
 純粋であるがゆえに子どもの考えのまま。それは必ずしも恋愛と呼べるものではないのかもしれないけど、相手がそれに気付いていない。それでも男の子(女の子)は相手が好きなためにあえてその恋愛遊戯に付き合っていってしまう。なんか屈折した考えをした登場人物が多いのも、この作品の魅力の一つなのではないでしょうか。
 
 個人的にはact15とact29の話が好きですね。act15は女子高生が先生に告白する話です。しかしそれは、自分が大人であるということの証明が欲しかったために、身近な大人である先生が好きになったというお話。恋というより大人への憧れが見て取れました。思春期によくあることですよね。私にはそんなのはありませんでしたが
 act29は小学校から続く腐れ縁の高校生の話。お互いに気にはなっているが今一歩が踏み込めない。そこで女の子がっとった行動が、女として見られるために帰り道にAVを仕込んで一緒に見るなんてことをします。 実はこのネタ。リアルで似たような体験談を聞いていたのでちょっちビックリ。まさか本の中で見られるとは思いませんでした。私はそんな体験ありませんけどね
まあ、三者三様の恋愛模様が見れて面白いです。


 

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